タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

Moonlight Chiken。序盤戦。Mix,Earth共演作。雰囲気押しの第一話を情緒があると見るか、それとも……。

ずっと勘違いしてました。Midnight Chikenだと^^;

Midnight Seriesの『Moonlight Chiken』だったんですね。どうりでハッシュタグが出ないわけだよ^^;

そんなわけでA tale of thousand starsで、晴れて運命の人に恵まれたEarthさんと、その運命の人Mixさんを主役に迎えた本作品。

脇にはMy school presidentで急上昇中のGeminiさん&Fourth君。さらにはこちらもようやくパートナーが定まった感のあるKaothungさんとFirstさん。さらにさらにバイプレイヤー枠でこれまた急上昇中の軍師Tiwこと(の割に本作では家族計画がずさんな)Markさんまでご出演と好きな役者が勢揃いして個人的に期待値も俄然高かった

Moonnight Chiken 序盤戦

正座待機で見た第一話。ノレれなかったんですよねこれが。まさかの^^;

 

主人公を務めるEarthさん、軍服を脱いで今回は、いまだコロナの影響から脱しきれない観光地パタヤで深夜営業のカオマンガイ屋を営む若き(といっても僕の読み間違いでなければ無茶振りのアラフォー設定)個人経営者。友人や親類からはUncle Jimと呼ばれている。

この呼称、年齢の割に大人びているというキャラクター設定でそう呼ばれているのかと思ったら実際にアラフォー設定ぽいんですよね。

Earthさんは童顔系の多い周囲の役者と比べ大人っぽく見えますがそれでも現在28歳という事なので、さすがに10歳年上という設定は無茶がすぎるんじゃないのかな?

正直「俺みたく、40近くで甥と従業員を抱えうんぬん」という台詞を三度見くらいしても、まだ間違ってるんじゃないかと思ったりしますからね。

さてUncle Jimのカイマンガイ屋は深夜営業に加え、おかわり自由という太っ腹経営で地元民に愛されているものの、実際のところ(おそらく)結構な負債を抱えている。

一緒に暮らす高校生の甥は遅れてきた反抗期なのかJimおじさんには愛想がないし、若干1名の従業員もちゃらんぽらん。

そんな中、中秋節のその夜に店を訪れたのがMixさん演じるWen。

「仕事でいい事があったから(飲みすぎちゃった)」らしいWenを送るという口実の元真夜中の街を歩くうちに……。というかもう2人とも最初からその気満々で、街を歩いてむ気持ち高めて「一夜だけ」の関係を結ぶ。

おじさんは本当に一夜だけのつもりだったのに、Wenの方は一夜だけじゃ物足りない。Jimおじさんにつきまとい、反抗期の甥が店を手伝えなくなった事を機におじさんのカイマンガイ屋のバイトの口を掴み取る。

美しい映像と、最初から最後までほとんど鳴り止まないムードたっぷりの音楽に乗せて、明らかにその気モードの美しい男が思わせぶりな言動で恋の駆け引きをする様子をしっとりと見せていくのが第一話。

この「しっとり」感を情緒と取るか、冗長と取るかで一話の評価は変わるとおもんですけれど、僕はしょーじき「まどろっこしいな」と思った口でした……。

設定もキャラもふわんっとした状況でやたらいい雰囲気だけで1時間強を費やして後の第二話が、物語としての本格的なスタート。

叔父さんは結構経済的にやばい感じだし、Wenさんはそれなりに真面目な勤め人という顔もあり(しかしWenはなぜあんなにおじさんに対して甘えたなのかは不明だ)、従業員は軍師だった並行世界の事はきれいに忘れて彼女にお子ができちゃってオロオロするし、甥は貧乏に引け目を感じて心開ける友人がいないし……。

と初回で語られなかった彼らの事情が明かされる。

我々同様、悪いやつではないけれど、適度に人生ちゃらんぽらんで、それなりに楽しい事もあるけれど、まぁ人生いいかわるいかどっちかというと、まぁこんなもんじゃない?という具合に洗練されてない、その辺に転がってそうな人生の色々をWenとJimおじさんの恋物語を中心に描く泥臭いヒューマンドラマになりそうだな。

と初回に感じた不安を払拭できたあたりで第二話は終了となりました。

二話までちゃんと見てみると、おじさん&Wenがどうなるかに加え「誰も僕の事をわかってくれない」モードのLi ming、事の重大さがいまいち判ってなさそうなLengといった脇キャラもいわゆるBLドラマでは見ない造形のキャラで興味を惹かれました。

待て次号!

rukacchii.hatenablog.com