お母さんを探すのは諦めたのか?
というくらいママ探しの話がどっか行っちゃったこのドラマ。
今回もほぼ全編に渡ってWinの恋バナに終始しました。
主役はどっちだ^^;
という感じの
Love Beyond Frontier 第9話の感想を
第八話の内容についてはこちらから。
Pleパパのご好意に甘えて豪華リゾートを満喫することになったAppleゲストハウス御一行。
Patの協力を得て、Pleと2人きりになることができたWin。
ついに!ついに告白か!
ドローン使って、あおりにあおって「待て次号!」になった前回。
今回は別の世界線に迷い込んだかのように、何事もない顔でPatとWangの元へと戻ってきた2人から始まります。
今さら気がつきましたが、PleってAppleの略称なんですね。
そしてこんなに盛り上げておきながら、WinはPleに告白できませんでした^^;
小型フェリーで観光に向かう4人。
お猿さんがいっぱいのその場所には恋愛成就に効くというおまじないがあり、Winを除く3人はそのおまじないとお祈りのために車を降りて、神社に向かう。
この9話の主な舞台はPatちゃんが劇中でしてくれた観光ガイドから察しますに(おそらく)こちら。
Khao Sam Muk
観光地として有名なパタヤの少し上に位置するらしいです。
「面白い形の半島だなーっ」て劇中のドローンショットを見て思ったのですが、実際現地に足を運んでもこの絵が見れるわけではないんですよね^^;
てっぺんまで登ったPle、Wang、Patの3人。
Pleは2人を先に行かせて、恋愛成就のおまじないをする。
凧に自分の名前と相手の名前、そしてお願いを書いて境内に吊るしておく。
相手のいない人には、パートナーができ、
両想いの方は、さらにラブラブになり、
フラれた人も、愛を取り戻すことができる。
とシステムとご利益はこんな感じ。
そんな由緒ある神社にPleと、結局はやってきたWinは自らの恋の成就を託す。
ところがWinの凧は風にあおられ落ちていく。
道端におちたその凧を拾い上げたのはPle。
思ってもいない形で自分の気持ちがPleに知られてしまったWinはようやく。
ようやく!
彼女に告白。
頑張ったご褒美としてPleがくれた答え、それは。
「あなた以外の人がこの世いなくなったとしても、あなたに恋することはない」
という情の欠片もないものでした。
類は友を呼ぶといいますか。
PleもWinも自分の感情を遠慮なくぶつける事で相手がどんだけ傷つくかに無頓着。
まぁPleに関してはこれまで数話のエピソードでWinに気持ちには気づいてる事を表情で雄弁に語っていました。
なので、わずかな望みも残さないためにあえてキツイ言葉をぶつけてみた、と解釈できなくもありませんが^^;
それにしてもキツい。
Winが「もう死のう」と思っても不思議ではない残酷な所業でございました。
彼女の言葉に深く心をえぐられたWin。
宿泊先のホテルに戻らずに他のみんなを不安にさせる。
「言い方がきつすぎた」と今さらになって後悔するPle。
Winを探すというPleと、これまたボクも探すというWangの2人に「話がこんがらがるから止めて」的なことを言いPatは一人でWinを探しに行く。
わりとあっけなくPatはWinを探しだし、ほんのちょこっとしんみりシーンを挟んで、WinはPleやWangのところに戻ってきた。
「2人きりで話したい事がある」とWinを連れ出した。
Pleは「自分にとって友達はものすごく重要な存在なの。男と女としての関係よりもずっと長く続くもの。あなたという大切な友達を無くしたくない」と言う。
相手の恋心を受け入れられないと言い切った側が、これを強く要求するのは傲慢だと個人的には思いますね。
そもそも気持ちを打ち明けてしまって、それが受け入れられなかった場合、友達としてもいられない。
そう思ったからWinは(というか世間一般の友達に片思いしている人は)こんなにモジモジと自分の気持ちを打ち明けることができなかったわけで。
当然ながらWinもこれに猛反発。
「でも俺は君への気持ちを止められないんだ」
「友達以上には思えないのよ」
「だとしたら、君の友達でいることも止めないと」
「友達でもいられないってこと?」
「あぁ。もう友達としてのWinはいない。これからは一人の男として、俺のことを見て欲しいんだ。ただの幼馴染としてじゃなくね。君に振り向いてもらえるよう、俺頑張るから」
これは明らかに主役が言うセリフだと思うんですよね^^;
こうして「Win告白して玉砕」という新たなフェーズに突入したLove Beyond Frontier。
本来の主役の影がどんどんと薄くなってます。
Kristちゃんのキョトキョトした表情は相変わらずカワイイのですが、それだけでは持たないぞ^^;
というわけで。
待て次号!