Wang君に続いてPatちゃんも加わって、ゲストハウスを舞台にしたタイドラマ版「フレンズ」始まるよ!
Love Beyond Frontier 第三話の感想を
二話の内容についてはこちらから。
Pleさんのゲストハウスにお世話になる事になったWang。
2日間色々と世話になったPatとちょっぴっとだけセンチメンタルな気分でお別れをして、新しい生活をスタートさせた。
Ple、Win、Wangの3人で小さな食卓を囲んで晩ご飯を食べていると、ラバーカップを持って使用人(名前ど忘れ)がやってきて「客が来てる」とWangに告げる。
話の流れにはなんら影響はないのですが、スッポンを持ってやって来る使用人を見て、それはまぁ豪快に笑うところにWinの性格が出ているなと思いました。
ま、一言でいうと子供。
嫌いなやつが、嫌な目にあって、その目の前で豪快に笑うとか、「中学生かよ、お前は」という印象。
あけっぴろげで(現時点では)陰湿さがないから「ガキだな」位の感想でおさまりますけれども……。
Wangが外に出ていくと、そこにはいたのは昼間別れたばかりのPat。
素性のわからぬ男を連れ込んだ事が母にばれ、強制的に借りていた部屋をキャンセルされてしまった彼女はしかし!
持ち前の母親ゆずりの気の強さを発揮して「絶対チェンマイには戻らない!」と母に宣言、電話を切った。
かくしてあわや「家無しの身(Patパパ談)」になりかかったPatさんは昼間Wangを送り届けたゲストハウスを思い出し、そこに厄介になることを思いついた。
いまだ3話目でPleとの間に実質なにも起こってないからかもしれませんが、Wang君はPatちゃんがいると嬉しそうですよね。
Pleの猛烈アタックには明らかに困惑の表情を浮かべているのに比べて^^;
個人的にはPat&Wangはお似合いだと思うので、この2人がうまく行くといいと思っています^^
そうそう。このPatちゃん役のNamTanちゃんとKrist君はこれが初共演では……。
ありません。
Puppy Honey2というGMMの2017年の作品で、お互いサブロールとして出演しています。遠距離恋愛をする主役の男女カップル2人それぞれの噛ませ犬的な役割でした。
その時のNamちゃんの役は楚々とした女学生といった感じで今回のPatとはかなり雰囲気が違います。今回のPatのが個人的には全然イイ!と思います。
余談は終了。
オーナーのPleは渋々ながらPatと部屋の賃貸契約をする。
Wangに比べて賃貸料が高い!と文句を言い出すPat。
母親譲りの気の強さを発揮して価格交渉を開始する。
「アタシ旅ブロガーだから、宿泊施設の記事を書いたりもしてるの。どう?月に一回、このゲストハウスの記事をアップするってのは。普通なら一つの記事につき1万バーツ以上のギャラをもらってるのよ?」
「ほんとに?」
「ほんと♪」
「ブロガーにゃ見えねーよ」と相方のTayっぽく首をふる。
「ちょっと!じゃブロガーってどんな感じなのよ。知ってる?アタシのページには10万人のフォロワーがいるのよ?もし私がこのゲストハウスのレビューを書いたら、ディスカウントしてくれた以上の売上をあげることができるわよ?おいしいでしょ?」
「のったぁ!」
この間、ひたすら張り付いた笑みを浮かべるWang。
激しい価格交渉の末「ゲストハウスのハッシュタグもつける」というオプション込みで
45%(ほぼ半額)のディスカウントを勝ち取るPat。
いやぁ……。ブロガーの端くれとして羨ましいかぎりですわ。
そしてPleはやはり商売には向いてない気がします。
こうして4人の若者はゲストハウスをシェアして暮らすようになる。
4人の共同生活の様子がサクサク描かれていくわけですが、キャラクターの性格の違いがクッキリ描かれていて楽しいシーンが続きます。
PatやWinといったわかりやすく騒々しい子達を、役者2人が楽しそうに演じているのも微笑ましいですが。
キッチリしてなくちゃ気がすまないというWang君の性格描写もきっちり書いてあるのは上手だなぁと思います。
曲がってる物を一々直す。
とか、細かい描写を重ねていかないと、Win母がやってきて「キチンと整いすぎてて息子の部屋じゃない」と感づくという後のシーンが活きていないので。
昼型のPleとWangが2人で買い物に出ている間。
WinママがWinの好物を持ってゲストハウスを訪れる。
Winの部屋だと思い入ったのはWangの部屋。
あまりにキチンと整っている事を不審に思ったWinママは、偶然棚の上の写真立てを倒してしまう。
ここであざとく写真が、死んだWangパパだということを示すフラッシュ(回想シーン)を入れることで
「まさかWinママがWangママなのか!」という疑惑を視聴者に植え付けます。
部屋の主が中国人だと知ったママはPleの顔を見ていきたいという口実を作り、彼が戻るのを待つことに。
この作戦はうまくいかず、仕事で呼び出されたWinママは帰宅。
Wang君と会う事はありませんでした。
Winママが残していった大量のごちそうをシェアして食べる4人。
「Winのお母さんはとても優しいですね。僕にも、こんな風にご飯を作ってくれて、僕のことを気にかけてくれるお母さんがいたらいいのに」
「世界中の母親が子供のことを気にかけるだろ。母親がいないような言い方しやがって。子供かよ!」
子供はお前だよ。
この言葉にWin以外の全員が凍りつく。
いたたまれなくなって、食器を片付けようとするWangに何を知らないとはいえ、さらなる追い打ちをかけるWin。
傷ついたWangを慰めるPle。
しかしその親密な様子を発見したWinはますます「Wang憎し!」の気持ちを高めていく。というところで3話目は終了。
Winの無神経っぷりと、Patの商魂たくましさを存分に堪能できる回でした。
さてWinはどのような悪手で、Wangのダメージを与えるのか。
待て次号!