LINETV ORIGINALでの公開が増えた2019年。
久しぶりにオフィシャルでYoutube公開されたGMMの新作ドラマが、こちら!
Love beyond Frontier。
どん!
SotusのKristさんとThe GiftedのClair役・Janeさんを主役に迎えた本作品。
第一話をサクッとご紹介しようと思います。
さぁ行ってみよう!
Love Beyond Frontier ファーストインプレッション
舞台は香港、父親の葬式でいきなり号泣のKristさんで幕を開けます。
彼が今回演じるのはWangくんという中国人(おそらくタイ人の母親との間に生まれたハーフという設定です)。
父を亡くしたばかりで失意のWang青年は、父の部屋で見つけた古い手紙を手がかりにタイにいる母親を探しに行くことを決める。
「母親に会ったこともないんだろ?タイに知り合いもいないし、タイ語すらしゃべれないじゃないか?」
おおそうなのか!今回はKristさんタイ語喋れない設定なのか。
母国語喋れない設定は、なかなかチャレンジングな役柄だな。と思った矢先に
「大丈夫です」とタイ語で返事。
「何年も前からタイ語勉強してたんです、グスグス」
笑いを取る事を意図したシーンじゃないと思うのですが、ごめん。
僕は笑ってしまいましたよ^^。
「母さんが俺の事愛してなかったって父さんは言ったけど……。俺は信じないから」
お父さんの遺影にそう宣言したWang青年は決意を胸に香港を後にする。
「誰もがそれぞれの夢を持ってる。俺にとってそれは、たった一度でいいから母さんのぬくもりを感じる事なんだ。どんな外見なのかも判らないし、名前すら知らないけど。どれほど大変だったとしても、俺は全力で母さんを探しだす」
香港の空港から、Wang青年を乗せた飛行機が飛びだっていく。
からのオープニングタイトルに突入。
こちらのオープニングで流れる曲は、Kristさんが歌っています。
すでにMVもオンエア中だ!どん!
これでリリースは3曲目。
個人的には今までで一番曲がいいんじゃないかと思いました。
シンプルでオーソドックスな構成ですが、あったかい感じのする楽曲が(おそらく)ハートウォーミングな展開になるだろうドラマの空気感に合ってます。
彼の柔らかい声にも合ってると思います。
さてタイはスワンナプーム空港に降り立ったWang青年。
実際の観光客向けでしょうか。
「50バーツサービスフィーとしてかかりますよ(ぼられてるんじゃないですよ」という豆知識を紹介した後、空港の外へと出ていき、あわや車にひかれかけます。
車を運転していたのはKristさん同様、GMMの若手スターのNewさん(役名はWin)。
わりと素朴なもさっとした役を演じる事が多いNewさんにしては珍しく、テンション高めで、自意識過剰のいいとこのボンボンを演じています。
いや、これが意外にもはまり役。
少し(かなり?)ナルシスト入ったこの役をオーバーアクトに、嬉々として演じています。
Wangをひき殺しかけたこの車には、ゲストハウスを運営しているPleと宿泊客も乗っていた。
客のフライトの時間を間違えて、タクシーを呼んでもつかまらず、幼馴染のWinに泣きつき、車で送迎してもらったPle。
なんとか飛行機に間に合うように空港についたと思った矢先のヒヤリハットに、Pleは慌てて助手席から飛び出し
「大丈夫ですか?」
と駆け寄った。
そして足をひっかけ、Wangの上に転がって、そのままキス。
そして運命を感じてしまうという……。
今どき普通に演出したら、常夏のタイに北極の風が吹き荒れそうな寒い展開にも関わらず、結構笑えてしまうのは、とにかくキャラクターのテンションが高いから。
PleもWinも、録音マイクのメーター振り切る勢いの大声(音割れてますよね)で怒鳴りまくるは、空港に向かうまでの運転の荒っぽさとか。
勢いとスピード感でグイグイ押してきて、なんか圧倒されてしまうんですよね。
この後、Wangくんは手紙に書かれた住所を訪れますが、母はすでに引っ越した後。
一方のPleはゲストハウスの勧誘先で、カバンを取り違えた事に気づき「これは絶対、運命だ!」とほくそ笑む。
ちなみ取り違えたカバンから、お互いうっかり下着を取り出してしまうというベタは笑いどころが用意されています。
Wangくんは絶滅危惧種の白ブリーフらしいです。
Wangに連絡を取ろうと色々画策をするPle。
しかし当のWangくんはチンピラに絡まれ、スマホを壊されたあげくの病院送り。
あげくカバンを取り違えたため、パスポートすら無くしてる。
母が住んでいたアパートで一人暮らしをしているPatという女性が、ここでなし崩し的に身元預かり人となり、Wangくんは空いている部屋を貸してもらう事になる。
というところで一話が終了でした。
初回に関していうなら、テンポがいい。
というより序盤はもう暴力的と言ってもいいほどテンションが高く、あまり類をみないエネルギッシュな作品でした。
説得力とかつじつまとか、そういう細かい事に視聴者の意識を向けさせない無茶苦茶なテンション。僕は嫌いではありません。
中盤以降はトーンを落として、Patの部屋に居候になる展開に説得力をもたせています。
ここ割とじっくりと描いているので、一応の物語として計算しての、冒頭のハイテンションなんだと思います。
あと特筆すべきはやはり主役のKristくん。
役者としても意識の高いKristさんは、これまでも色々な表情を見せてくれてはいましたが。
今回はKrist史上、最強といっていい程に
カワイイ♪
です。
行く宛がなくて雨の中うなだれるWangくん。
見かねたPatがタオルをかけてあげた時の捨てられた子犬も真っ青な可愛らしさ。
そりゃ見かねたPatも拾っちゃうわ。
おっとりした性格の子に、ドジっ子アピールも入っていて。
Kristさんの「俺、頑張ればカワイイ系いけるっしょ」アピールが半端ないです。
というわけでLove Beyond Frontier。初回はかなり好印象です。
すでに2話目も公開されているので、程なく感想やらあらすじやら書いてみようと思います。
待て次号!
Kristさんと言えばこちら。