構成的に盛りだくさんだった8話に比べ、9話は極めてシンプル。
キャスト、スタッフ、そして視聴者が一丸となり「はじめての海老の殻むき」に全神経を集中させた?
^^;
Love by chance第九話の感想を!
そんなに長くならない気もするけど目次をば。
第八話についてはこちらで語ってます。
お世話やきすぎ。Pondさんの巻
天敵のTinに、まさかのキッスをされたCan。
自宅でも、学校でも、彼のキスが頭から離れず、ぼんやりしたり、悶々としたり。
気持ちのさざなみがおさまらない。
ここはTinの思惑どおりでしたね。
見事にキスでCanの口を(しかも長期間)封じる事に成功しました。
一方のAeとPeteの交際は順調そのもの。
8話で「来月引っ越す」的な台詞があったので、たぶんつきあって一月以上経過してます。
手をつなぐだけじゃ、ものたんない。
キスだけじゃもう終わりたくない。
気持ちはあるけど、どちらもソッチ面には超奥手。
なかなかその先へと進めないAeとPete。
見るに見かねたPondさん!
つきあったばかりの彼女をうっちゃり(出番なし)二人の「初めて」を成就させるべく暗躍するのでありました。
1つめの作戦は「嫉妬の炎に着火する」
Peteには、Chompooの存在を強調し「うかうかしてると取られちゃうかも」とそそのかす。
Aeには「もしかするとTinはPeteの事が好きなのかもな。イケメン同士お似合いだしな〜」と彼の劣等感を刺激する。
「彼を取られちゃうかも」と互いに不安にさせておいての
作戦2。Aeのお部屋でAV視聴パーティー開催
「今夜、友達呼んでレア物のAV見るから」としれっと宣言するPond。
怒るAeに「カレシの新居に行ったらいかがでしょうか?」と甘い誘惑をささやいて、見事AeをPeteの部屋に泊まらせるに成功する。
しかもコッソリ彼のカバンにゴムを入れてあげる安全、安心サポートつき。
「初体験」を心に残る素晴らしい物にするためには、恋の伝道師Pondさんに色々お世話していただくといいかもしれません^^
とはいえ。
Pond、キミ「腐」なの?
と思うくらい。
おせっかいぶりが度を超してましたね^^
Aeが部屋を出てった後に、Pondが誰かにメッセージを送ってますがこれは(おそらく)Peteでしょう。
Peteおぼっちゃまも意外にしたたかです。
「Aeはいじわる」の巻
Pondおばちゃんのおせっかいの結果、Peteの部屋に泊まりにきたAe。
リビングのテーブルで勉強しているAeを見て、ポエマーPeteが覚醒、FBに投稿する。
「この瞬間を愛してる」
この二人。一緒にいてもあまりしゃべらないんですよね。
どっちかがどっちかを見つめている、みたいなシーンがとても多い。
このシーンも「一緒にいるだけで幸せ」なのが伝わってくる穏やかで心地いいシーン。
ちなみにPeteの本名がPeach Pichayaだという事が明かされた瞬間でもあります。
この話で後半でAeの名字がIntouchと言うことも明かされます。
さてと。
シャワーあがりのPeteを押したおし!
キスをするAe!
いよいよか!いよいよなのか!
Peteは次のアクションを待ちました。
視聴者も固唾を飲んで次のアクションを待ちました。
どう出る?Ae?
どうする気なんだ!
「でもお前明日授業だったよな。ごめん。俺、シャワー浴びてくるわ」
いやぁ……。
Aeはすごいです。
おしたおし〜の、キスし〜の、固くなり〜のという状況から、あの欲求を抑えこめるのは、ちょっと凡庸な男子には不可能な荒業です。
彼の鋼の自制心にはリスペクトしかないわけですが、それでも!
あえてこう叫びたい。
こんの根性なしがぁぁ!!^^
シャワーを浴びて戻ってきたAe。
拗ねるPeteは布団をかぶってふて寝している(するさ。そりゃするさ)
「もう寝たのか?……。お前なんか怒ってる?」
「Aeはいじわるだ」
「俺、なにかしたか?」
「自分がいじわるだって判ってないの?」
「言ってくれなきゃわからないよ」
「さっきしたこと。Aeが泊まりに来るって知って、僕がどれだけ今夜を楽しみにしてたか知ってる?Aeのためにキレイにしたんだよ。……。もういいよ。寝るから」
「待てよ。なにが言いたいんだよ」
「約束してくれたよね。次はしよって。だから……。待ってたのに。Aeが来るって判って準備してたんだよ?僕がどれだけ落ち着かない思いでいたか、Ae、判ってる?なのに、今回もAeは言ったんだよ。またにしよって。お前明日授業だよな。お前明日授業だよな。お前明日授業だよなって言ってさ」
なぜ三回も強調するのか謎ですがカワイイからマイペンライ。
とはいえPete、びみょーにオモイ^^;
カワイイけどオモイ。
おぼっちゃまなので、やはりそれなりに我が強い部分を持ってることが垣間見えるシーンでありました。
どこを?とか、なんの?とか、詳細が気になる部分もありますがマイペンライ。
AeはPeteを抱きしめて、お前を傷つけたくないからためらっちゃうんだよ、的な事を言い、メイキングにもあった「痛くたってかまわないよ」の台詞に繋がり、二人はついにベッドイ〜ン!
「痛くたってかまわない」の箇所、メイキングではPete役の子が爆笑してたのが印象的だったんですが、本番ではいい表情をしてました。さすがは役者。
つづくベッドシーンは、ソフトフォーカス多様のフワッとした質感の絵作り。
絵的に美しく見えるという点に加えて、描写のどぎつさを抑える効果もございます。
実際に見せているようでいて(ぼかして)さほど見せてない感じ。
あと、かかる曲もOPにかかるメインテーマで爽やか仕様。
レーティングを意識しつつ、どこまで美しいシーンに仕上げるのか、腐心した編集になっているのかなと思いました。
いっちゃん扇情的なカットは引きの絵。
ふとももあたりに置かれたPeteの手に「頑張ったなぁ」感を感じます。
まぁ、おおむねエッチィというよりキレイなシーンになってました。
個人的には、あまりにどぎつい描写をテレビドラマに求めてないので、ほどよい所でまとめてくれてよかったなという感じでした。
「Can 90 seconds」の巻
サッカーの新人戦に出場するCanはベンチで待機。
考えているのは試合の事。
ではなくて、ずっと消えないTinとのキス。
悶々とする気持ちを振り切るようにCanはスタジアムに向かったものの……。
「Falling down to kiss the floor」
(タイのことわざのようですが詳細は不明。すまん。直訳するなら「地面にキスするために崩れ落ちろ」位でしょうか。)
キスに絡んだtechnoの声援に、ついTinとのキスを思い起こしたCan。
気を取られている間に顔面に相手チームのボールが命中!
開始早々に怪我で退場することに。
Can 90 seconds(「秒殺のCan」位?)という嬉しくない異名は校内に知れ渡る。
ちなみにこの異名をからかうPond様のは「ポルノの帝王」だそうです。
さて(うれしはずかし同伴登校?)AeとPeteは落ち込むCanに合流します。
Canは頭にちらつくTinの事について聞き出そうと、Peteだけを引き連れ去っていくのですが、心配そ〜な目で二人を見送る地味に嫉妬深いAeがいい^^
そしてすぐさま「Canはお前の彼氏をとらね〜から心配すんなって」と茶化すPondさんもいい。
Peteと二人になったCanは単刀直入に言いました。
「お前の友達はゲイなのか?」
いやいやキミの目の前にいる人がゲイだから^^
と思ったのは僕だけですかね。
なんでそんな事を聞くのが不審に思いはじめたPeteに対して
「イケメンで、いい車に乗ってるヤツのほとんどはゲイだ」という自説を証明したいというヘンテコな理屈を繰り出すCan。
ちなみにこの自説にバッチリはまってる男が眼の前にいることになぜ気づかないんだCan^^;
結局は自分が何を言いたいのか判らなくなり、トイレに逃げ込むCanでした。
TinとCanのラインは常々よく判らないと思っているのですが、これは嫌いなはずが実は好きの裏返しでした。
という展開なのでしょうかね?
まぁよく判りませんが^^
待て次号!ということで。
知らない人はいないと思いますが、こちらがLBC公式チャンネル。
このチャンネルで26日から本編が日本語字幕で見れますよ^^