判定が微妙なキスがきっかけで元から仲がよくなかったのに、さらにゴタゴタしはじめたPeteとKao。
問題は2人の間だけにとどまらず、Sandee姉貴とその手下たちにも広がって……。
Kiss me again3話から6話のBLパートのあらすじを!
Kiss me again1話と2話についてはこちらから
4話まとめるとか飛ばしすぎでしょ?と思われた方。
違うんです。手抜きではありません^^;
この作品は群像劇。
各グループに横の連携もほぼほぼないので、1話につき実質15分くらいしかPete&Kaoの出番はないんですよね。
そうすると大体4話くらいで起承転結一区切りついて、次の展開に進むかんじです。
というわけで1話ずつ見どころを。
まず3話。
Peteに「グループを抜けろ」と言われたKaoがSandee達とあまりつるまなくなり、それをSandee姉貴が不審に思う。
4人の馬鹿な男どもを手下に従え、女王のごとくSandee姉さんが君臨する。
という、このグループの基本陣形が固まりつつあるのがこの3話。
Kaoの異変にいち早く気づくのも彼女ですが、この時点ではまだ様子を伺っている感じ。
お話に大きな動きはありませんでした。
そんな、この回最大の見どころは顔に似合わず「脱いだらすごい」Kaoさんが、お話の流れ上は必要ないのに、上半身をさらす場面でしょうか。
Newファンの皆様、おめでとうございます!
整ってはいるけど素朴風味なお顔と、マッチョな体のバランスはハリウッド俳優のマット・デイモンを彷彿とさせます。
ボーン・アイデンティティのアジア版を作るとしたら、ジェイソン・ボーン役はNewさんに決まりだと思います。
知らない人のために。
次!4話。
Sandee姉さんが動く。
Kaoが自分たちを避けている原因がPeteにあると知った姉さんとその手下達。
彼女と一緒に帰ろうとするPeteを呼び止め、ファミリー会議を開催。
Peteが「こいつにはうんざりなんだ」と口にすれば「俺だって」と切り返すKao。
2人の喧嘩は手下の一人Junも巻き込み、殴りあいの抗争に。
「お前らとはもうつきあわねぇ!」と啖呵を切り、Peteが離脱。
Sandeeファミリーの行く末に暗雲が立ち込めます。
そこにPeteの元カノが、Kaoに接触。
Peteとの仲を取り持って欲しいと提案するが、Kaoは当然気が進まない。
Kaoは姉さんに電話をかける。
当の姉さんはファミリー崩壊を回避しようと、Peteに個人面談をおこなっている真っ最中。
Kaoの訴えを聞き、彼の家へと向かった姉さん。
Kaoが彼女を出迎えると、背後にはPeteがつまらなそうにハンドルを握っていた。
姉さんのグループ愛、いや家族愛が表に現れた回でした。
続く5話。
Kaoママに連れられ、結局はKaoの家にお邪魔するPete。
夕食を食べていく展開になり、食卓にご飯を並べるうちにKaoが受け取ろうとしたグリーンカレー(トムヤムクンのようにも見えますね)らしきものがこぼれて、Peteにかかった。
服は汚れるし、やけどはするし不機嫌のPete。
そしてここからがこの5話の見せ場。
汚れた服を脱いで引き締まった半裸を披露するPete君。
Tayファンの皆様、おめでとうございます!
さらに軟膏と替えのシャツを持って現れたNew……。
じゃなくてKaoが、さらっと軟膏を塗ってあげる。
サービスショット来た!
と思いきや、すぐさまPeteが「自分でやっから」的にKaoの手から軟膏を奪い取るという、じらし展開。
軟膏を塗るPeteの胸元をガン見するKao。
すでにこの時点で恋が芽生えているのでしょうか?
というかKaoのセクシャリティはどっちなんでしょうか?
ファミリーが元どおり仲よくしない事に、姉さんは苛立ちファミリー解散を宣言。
時を同じくして、Peteの元カノがPeteに接触。
今カノと元カノのキャットファイトが彼の目の前で展開され、なぜかPeteは今カノを責め、元カノと寄りを戻しそうな雰囲気をかもしだす。
そして6話。
ファミリーの男たち2人が先輩に絡まれているのを、Peteが発見。
ファミリーの危機をほっとくわけにはいかず、Peteは拳をふるった。
一方自宅にいたKaoはPeteの元カノからのメールに悩まされていた。
ミュートするかブロックするかすればいいのに、気立てのいい子Kao君には、それはできない。
でも始終「Peteはどうだ?Peteはどうした?」とうるさいメールに、Kaoはイライラを募らせる。
KaoはPeteを呼び出して「彼女をなんとかしろ!」と告げる。
その後他愛もないやりとりがPeteの勘に触ったのか、PeteはKaoに拳を振るう。
こちら本日2度めです。
狂犬、というあだ名がつきそうなくらいにPeteさんはケンカっぱやいす^^;
しかも殴った直後に言ったセリフが「昔、殴られたお返しだ」
いやいや、あなたその前にKaoの友人殴ってたじゃん?
しかも、それ高校時代の出来事じゃん?
もう大学生なんだから、そんな昔の出来事さらっと水にながそうぜ?
実はかぎりなくゴリマッチョ体格のKaoが、反撃の拳を振るう。
吠えないイヌほど、実は強い。
じゃないですけど、Kaoさんは終始戦いを優勢に進め、ついにはPeteに馬乗りになり、気絶するまでぶん殴る。
「やがてつきあうカップル同志が気絶するまで殴り合う」というのは、ボク史上初めてのシーンでした^^
Together with meのKornとKnockですら殴り合ってはいないはず。
呼びかけてもピクリともしないPete。
Kao、今度はマウストゥーマウスでもしだすのか?
と思っていると、Peteが息を吹き返す。
漢同志は拳で語り分かりあうってやつでしょうか?
草っぱらに寝転がる2人はなんだか打ち解けた様子にみえました。
いやぁこの2人、こんなに武闘派なカップルだとは知りませんでしたよ。
手下の男ども4人全員がボコボコの状態だという事実を重く見たSandee姉さん。
ファミリーの解散を撤回し、ボコボコになった原因を追求する。
と、こうして見ると。
3話から6話はSandeeファミリーが、対立を乗り越え、より強く団結していく様子が描かれているのがよく判ります。
ちゃんと起承転結っていう展開になっているんですよね。
Kaoのセクシャリティが不明なので、なんとも言えない部分はありますが、この時点ではPeteとKaoの間に「ラブ」の要素はほとんど描かれておりません。
それはおそらく7話からになるのかな。
というわけで。待て次号。