うっかり2話を見始めたら、そのまま6話まで一気見してしまったので、前半戦としてくくってみます。
イッキ見するほど中毒性が高いのかぁ。
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうわけでもなく^^;
3話くらいまでは面白い部分とそうでもない部分のムラが激しい作品だなと思って見てました。
登場人物それぞれの事情が出尽くした4話あたりからですかね。
だいぶ安定してきたのは。
というわけで
バンコク・ラブストーリー・イノセンス2話から6話までの感想を
第一話の感想はこちらから
ダニー&イブパート
恋に奥手のタイ人女性イブとシンガポール出身の中華系のカワイイ系男子ダニー・タン。
6話を通して、2人が親密になっていく様が描かれます。
ダニーがシンガポール人でアニメーターの仕事をしている事。
タイには建築関係の仕事で来ている事も明かされました。
ビジュアルに加えて職業的にも一人で風俗通いをするタイプには思えないのですが……。
一目ぼれ状態のイブが、ダニーと親しくなるために色々と画策する様子は微笑ましい。
イブのたくらみを見抜いた上で、ニヤリと微笑みからかうダニーも、ベビーフェースでこれまたカワイイ。
つまりこの2人、なかなかいい感じの雰囲気を出しているのですが。
肝心な時にかぎってリン(ダニーが入れ込んでいたホステス)からの電話。
2人の仲は進展しない。
ぜんそくの発作を起こしたダニーが、病院のベッドで呼んだのも自分ではなくリンの名前。
悩んだイブは同僚に相談。
もらったアドバイスは「元カノの話が出たら、優しく受け止め話をきいてあげる」という物。
これがある意味効いたのか。
イブはダニーに「ボクと一緒にリンと会ってくれないか?」と相談を受ける。
とまぁ6話までの展開はここまで。
このポッチャリ女子を含めて、イブと同僚達とのやりとりが軽妙で面白い。
ギスギスしてないブラックとは無縁なゆるい職場の雰囲気が伺えます。
クラウディア&JCパート
彼女とバンコクで暮らすのを楽しみにしていたパルクール大好きJC君。
しかし彼女は約束の日時になっても現れず、LINEで「別れましょう」というメッセージが届く。
そうとは知らず、ソムタム食堂の共同経営者クラウディアからJCの事を聞き出したトフィーは、JCの店を突き止め「彼女はいるのか?」と店先でプライベートについて質問をする。
振られたばかりのJCはその言葉にグサリと胸をえぐられ、涙でお店を飛び出した。
2話の時点では騒々しい(おそらく)オカマちゃんというステレオタイプの役どころで、あまり好きではなかったトフィーさん。
回を重ねるごとにあまり気にならなくなってきましたね。
いや、騒々しいオカマちゃんである事は変わらないのですが^^;
2話で田舎の彼女にふられたJC。
クラウディアと「友達」になりたいと言いつつ「アイスクリームデート」に浮かれる様は「恋人」じゃないんですかね?^^;
浮かれすぎたJCはバンコクの公道で車と衝突。
携帯の履歴から「JCが事故った」報を受けた田舎の彼女がようやく重い腰をあげバンコクへ。
久しぶりの彼女の姿に喜んだのもつかのま。
彼女は今彼も同伴させていたのでした。
交通事故で満身創痍の体で、今彼と殴り合いの喧嘩になるJC。
逆上した今彼に注射器で突き刺されそうなタイミングでクラウディア姉さんが駆けつけ、JCを救った。
これ。
結構長い時間、派手に格闘してたんですよね。
看護婦さんがサッサと止めに入らないかん事案だと思うのですが^^;
へたすりゃ医療現場の事故として訴えられかねない事態になってましたよ。
元カノとの決定的な破局に落ち込むJC。
建物の屋上にぼんやりと立ち、今にも投身自殺を図りそうなJCの様子を眼下でクラウディア姉さんが見つけて、さぁどうする!
ってところで6話は終了です。
思った事がいちいち声に出てしまう、一本気というか単純な性格のJCがこれまた微笑ましいキャラクター。
口は悪いけど、意外にも繊細な姉さんとのやりとりは、いつも軽妙でとても気持ちいいです。
サイモン&キートンパート
いわゆるBLパートですが、もっとも進みが遅い2人組がこちら。
他の2組はミッションコンプリート間近なのに、親しい仲になる気配がかすかに見え始めたくらいです。
クラブで半裸をさらしての初登場だったMAXさん演じるキートンさん。
夜のお仕事をしているのかと匂わせておきながら、実はトレーニングジムのトレーナーさんでした。
パトロンのお姉さまとイケない関係だったりしますけど、割とキレイめな人物像に落ち着きましたね^^
一方男漁りに目をギラギラさせていたサイモンさんには、認知症をわずらう母親がいて、そちらの病状が気にかかる。
母親の思いの孝行息子という好印象の側面が紹介され、初回とはだいぶ印象が代わってきました。
しかも、この2人には過去に大きな因縁が。
2人は同じラグビー部の同級生で、しかも互いに惹かれ合っていた仲でした。
その頃のキートンはナーウィンという別の名前を名乗っていて、しかも今では考えられないほどに太っていた。
サイモンは、キートン=ナーウィンだとは気がついていませんが、キートンの方は(おそらく)クラブでの再会時から気付いていたようです。
その後なんども顔をあわせ、ナンパな態度を取るサイモン。
かっておデブだった頃は自分を受け入れてはくれなかったキートンに、こんなギラギラした目で求められて、どんな気分がするもんなんでしょうかね^^;
とりあえずサイモンの自信満々俺様モードのアタックを、キートンさんは現時点では冷たくあしらっています。
この2人の仲が、いつ頃どんな感じで進展するのか。
待て次号!