このブログ初の台湾映画です。
といっては劇場公開作品ではなく、ネットフリックスで公開されている作品です。
タイトルはずばり「怪奇温泉旅館」
これ。
実は検索すると漢字は違うけど、読み方同じな別の温泉宿を「ひょっとして?」されます^^
この作品が現時点でほっとんどノーマーク状態にあるのがうかがえます^^;
というわけでまずは予告編をご覧いただきましょう!
日本語の予告編はないようなので、こちら!シンガポール版の予告をどうぞ!
どん!
右側の子が主役です。
K-popのダンスグループにいてもおかしくなさそうなビジュアルですが、役柄的には全くいけてません。
後程、主演の3人のキャストについても触れますが、まずはどんなお話なのか。
そのあらすじをサラッと紹介してみましょう!
怪奇温泉旅館のあらすじを
落第人生を繰り返し20歳を過ぎても、いまだ高校生のチエ・シャオジン。
彼の実家は人里離れた山奥にある温泉宿。
宿を開いた両親は他界し、今は祖父母によって経営されている。
その祖父が死んだという知らせを聞いたシャオジンは、温泉宿に帰省する。
男友達2人をつれて。
一人はメガネ姿も愛らしい中性的な美少年、プリンセス(通称)。
もうひとりは、なにかにつれてシャオジンと張りあう切れ目君(予告の左側)
特段仲がいいわけでもないこの2人と実家の温泉宿に戻ったシャオジン。
しかし他界したはずの祖父は生きていた。
実家によりつかないシャオジンを宿へ戻すために祖父が嘘をついたのだ。
こうして3人は冬休みの数日を温泉宿で過ごすことに。
そして怪異に襲われる事になる……。
と、まぁこんな感じのお話でございます。
正直にいうと、バカDK3人組が幽霊の出る温泉宿でわーわーやっているだけで、あまりお話らしきものはありません^^;
と、こう書くと
「なんだつまらないのかよ?」と思われてしまいそうですが、そうでもない。
3人のキャラがハッキリ差別化してあって、その3人が繰り出すテンポいいやりとりがわりと楽しい。
ホラージャンルでありながら、コメディ要素が非常に強いのも特徴で、ことあるごとに笑いを取りに来る。
そして温泉宿という立地を活かした入浴シーン(ほぼ男子ですが^^;)とほんのりBL要素を組み込んで、どんなお話かはよく判らないけど、バカっぽい男子がわーわーやってるのを微笑ましく見ていたら、気がついたらクライマックスでした。
という感じの作品です。
前述のほんのりBL風味というやつですが^^;
劇中でプリンセスが主人公のシャオジンに気があるような素振りや発言をする程度。
幽霊を見て全裸で抱きつく!
というシーンがある以外は極めてソフトな内容なので、タイBLに慣れてしまうと「だいぶ物足りない」印象になるかもしれません^^;
怪奇温泉旅館主要3キャストはこちら
張庭瑚(Ting-hu Zhang、チャン・ティンフー)
劇中では金髪にして若干ヤンキー臭のする主役を演じていますが、インスタ見るかぎり普通の好青年という感じ。
テレビドラマが中心で映画の主役は(おそらく)今作が初めてのようです。
本作では、唯一のツッコミ役で、ボケ2人をバッサバッサと切り捨てていました。
洪言翔(singhom、ホン・イェンシャン)
ビジュアルを活かして「プリンセス」という中性的男子を好演しています。
驚いたのが、このビジュアルで29歳!だそうです。
カワイイ系だと思いますが、本人も十二分にそのことをわかってるっぽい表情の作り方に若干あざとさを感じないでもありません^^;
そして笑うと若干Can役のPlanに似てる気が……。
林鶴軒(Da-her,Lin、リン・ホーシュエン)
画面の端っこにいて、常になにかをやらかしてるコメディパート(全編コメディだけど)担当の彼。
前の2人に比べても、さらに情報が少ないです^^;
でも1番演技が達者なのは彼じゃないかと思ったりします。
さて、この3人。
アイドル売りをしたいのか、作品のエンドソングも歌っております。
その収録の模様を音源と合わせて紹介したのがこちらの動画。
ドン!
この収録の雰囲気同様、劇中でも3人でわちゃわちゃしてる様子がとても自然です。
ものすごくオススメ、というわけではありませんが^^;
たまにはタイ王国以外のアジアドラマを……という時にいかがでしょうか。
というわけで。
待て次号!