TaiとTharnnamが17年の時を経て感動の再会をはたしたその日。
Tonmai家に一人の来客が。
17年前、Tharnnamを置いて失踪した母・Wanだった。
驚く姉。
そこにTonmaiパパとママがやってきた。
血の繋がった家族5人。
初めて一つの場所にあつまったというのにTonmaiパパとTharnnamママは、会うなり一触即発の状態に。
そんなHappy Birthdayの第11話。感想を!
第十話はこちら
姉のママがTonmai家を訪れたのは実の娘を取りもどすため。
17年間放置プレーを決めこみながら、よくまぁ恥ずかしくもなく上から目線で「娘を返せ」と言えますね?
と、(男子的には)姉のママのこの態度には若干イラっとしないでもありません。
Tonmaiパパに至ってはイラッとを通り越して、一瞬不敵な笑みを浮かべています。
17年も前に娘が自ら命を断った事も知らないくせに、なにを母親面してるんだ?
くらいに思っていたのかもしれません。
「あわせてやるからついて来い」
と、パパは彼女をTharnnamの遺影の前につれていく。
ついに娘の死を知った彼女は泣き崩れ、Tonmaiパパをなじった。
姉のママ、この街に戻ってきた最初の場面から、真っ黒のカーディガンを羽織っていて、これがバストアップの絵になると喪服を着てるようにも見えます。
愛する者の死を知らされ、怒り?悲しみ?を誰かにぶつけないではいれらない。
そんな彼女の心境にもっとも適した服装だと思うので、この工夫をした衣装さんは良い仕事をしたな、と思います。
姉(の幽霊)は両親のガチンコのいがみ合いを目の前で目撃。
ショックのあまりフラフラと家の外に出ていった。
Tonmaiママ(今回ややこしい^^;)に「私達には関係のない事」と言われてリビングにとどまっていたTonmai君は心配して後を追う。
「Tharnnam姉さん」
とポツリ彼が残した言葉を、tonmaiママは耳にしていた。
失意のTharnnamに自身の体を貸すTonmai。
それを女性マネージャとのディナーから戻ってきたTeeが目撃、彼女を抱きしめ慰める。
が、しかし。
彼を彼女に見えるのはTeeだけで、その場にいた女性マネージャーも、追いかけてきたTonmaiママも、TeeがTonmaiを抱きしめているように見えている。
特にこれまでなにも気づかなかったTonmaiママは激しく動揺。
TonmaiをTeeから引き剥がし、自宅へと連れ帰る。
回を重ねるにつれ、ヒステリックな一面が強く表に出るようになってきたTonmaiママは「判るように説明しなさい!」
と息子をこづきつつ声を荒げ、ついにはペシペシペシペシと息子のほっぺたを往復ビンタ。
これ。
たぶん実際ほっぺた的には痛くないと思うんですけど……って見返して撤回。
たぶんほっぺたも痛い^^;
撮影時何テイク撮ったのか知りませんけど、これは相当きつかったんじゃないでしょうかね。
彼は肌も色白なんで、テイクごとにほっぺた真っ赤になっちゃってるんじゃないんでしょうか^^;
でもってそれ以上に!
メンタル的にズシッときそうです。
これもし自分がやられたら、死ぬまで忘れられないなぁと思います。
Tonmai君は恨みがましい目はするものの、一言も発せず部屋に戻っていきました。
気にして近づいてくるTonmaiパパに「一人になりたい」というTonmaiママ。
息子を叩いた手を見つめ嗚咽するシーンが、こちらの涙も誘います。
彼女も最近色々ありすぎて精神的にパツパツなんでしょうね。
翌日。
自分も母親に往復ビンタされて凹んでるはずのTonmai君。
笑顔を作って、さらに凹んでいるTharnnam姉さんを励まそうとする。
そんないじらしい弟と共に姉は昔住んでいた家を訪れる。
一方その頃。
TharnnamとTonmaiを心配したTeeは、Tonmai家を訪れる。
応対に出たママは彼をほぼほぼ門前払い。
パパがあまり驚いていない事に気づいたママ。
パパが2人の事を知っていて言わずにいた事をなじる。
「あなたは平気なの?私たちの息子がゲイでも。そして彼が好きになった相手があのTeeでも」
Tonmaiのお母様。
息子さんが普通とは違う事を知り、大変動揺しているのは判ります。
が、この発言はいけません^^;
自分が出演しているテレビ局に忖度をした発言を心がける事。
それをまず、オススメします^^
そして彼らの「愛」がなんら普通と変わらない事を知りましょう。
まずはこちらをご覧になるといいかもしれません。
ご子息の事、より深く理解できるかもしれません^^
さて。
TonmaiとTharnnamが自宅に戻るとパパは暗い中一人ベッドで佇んでいた。
大荒れのママに散々に言われて、さすがのパパも凹んでいる。
グチグチと珍しく泣き言を言うTonmaiパパ。
17年間もパパにじゃけんにされてきたのに、こんな数分の謝罪というか泣き言で安々と心を動かされてしまうTonmai君は、さすがに純情少年すぎると思うな。
パパの弱い姿を見たTonmaiは、またも姉に自分の体を差し出すのでした。
というわけで。待て次号!