実は初回まるっと勘違いをしてました。
このドラマの主役(一番手)はtonmaiではなくP'teeでした。
tonmaiだと思っていたので。
自分が生まれてきた事を肯定できない少年が、姉の幽霊に励まされ自分を肯定できるようになるお話。
に、なるのかな?と思っていたのですが、P’teeという事になりますと。
初恋の女性を亡くした悲しみを忘れられない男に、生きてる意味を見いださせるため、幽霊になった女性がなんかする。
という展開になるのでしょうか?
2話見た時点で話がどこに向かっていくのかいまだハッキリと判らない感じが、期待半分、不安半分の。
Happy Birthday 第ニ話の感想を
第一話はこちらから
学校に通うTonmaiに姉・Tharnnamの幽霊がついてくる。
この幽霊。
見える、話せる、触れられるというスキルに加え、昼夜を問わず出没可能。
だいぶ自由度が高い幽霊です^^;
ただし上記スキルは、Tonmai限定で発動される物。
下手をするとブツブツ独り言をつぶやくキモい男と思われてしまう。
そこでTonmaiは考えました。
携帯のイヤフォンを常時着用。
イヤフォンごしの誰かと話すという体を作って、世間の目を気にすることなく姉との会話する事に成功します。
昨今のイヤフォンにはマイク込み。
という、今風なアイテムを効果的に使ったナイスアイディアだったのですが。
これ。 最初しか使われません^^
後半はわりとふっつーに姉と会話しています。
しかも当初からプラグのお尻が携帯につながってなくてプラプラしてるという……。
「頭かくして尻隠さず」状態。
速攻、幼馴染のNoinaには「あいつなにやってんだ?」と不審がられてしまいます。
でもまぁTonmai君の素朴さが感じられるエピソードかなとは思います。
今回、Tonmaiさんは画面に出てはいるものの、あまり物語の中心に出張ってきません。
とはいえ、彼の、もっさり感、いえ素朴感を強調する幾つかのエピソードはありました。
しっかりした体格の割にいじめられっ子だという事がよりハッキリと分かったり。
「もう五分だけ」とデカイ図体でベッドの上でゴロゴロしたり。
「私の名前だせば(購買のおっちゃんは)無料でコピー取ってくれるよ」と言われて、飴ちゃんもらった子供のように喜んだり。
やはりというか当然というかNoinaの事が好きでもじもじしたり。
と、現時点ではTonmaiさんの素朴さを楽しみに見ている僕としては、まぁ今回はこれにて充分かな。
というくらい彼の素朴さを堪能いたしましたよ^^
姉のかっての恋人であり、今はNoinaの推しメンP'teeは、契約しているテレビ局GMAのバラエティ番組HighSchool Reunionに出演するため、母校(つまりTonmaiの通う高校)を訪れる。
GMAというテレビ局はもちろんGMMをもじった物です。
そしてご存知の方も多いと思いますがこのHigh School Reunionという番組は実在しており、ドラマ内で司会を努めたお二人は、実際にこの番組のメインホストです。
GMMに所属するおなじみの役者さんたちが結構頻出しています。
まもなくファンミーティングが開催されるShingtoさんや、Artitなんかも過去の出演者。
なんとTonmaiの中の人も出演してます。
タイの高校生のユニフォーム、ハーフパンツ姿の出演者が拝める貴重な番組なのですが、残念ながら字幕はありません
TOT
話を元に戻しますと^^
P'teeの大ファンNoinaは、彼の気を引くために様々な応援グッズをTonmaiに持たせ学校に向かった。
渋々付き従うTonmaiと、それにつきまとう幽霊の姉。
学校に現れたかっての恋人Teeの姿に、姉は生前の二人を思い出す。
演者さんが違うから当然といえば、当然なのかもですが。
この若かりし頃のTeeの笑顔はひとなつっこさの残るいい笑顔。
現在のTeeは超弩級イケメンなのに(イケメンだからかも)目が笑っていないというか……。
率直にいうと寒々しい笑みを作る人。
そもそも彼が笑うのはファンの前だけで、友人であるPanaの前ですらほとんど柔らかい表情を見せません。
番組は進み、話題は学生時代の恋の話題に。
番組司会から「この学校であなたの初恋があったんですよね?」と聞かれ、Teeはそれを肯定する。
「彼女は僕が何が好きで、何が好きじゃないのかよく分かっていました。試合のときはいつも僕をサポートしてくれました」
Teeの言葉に嬉しそうに微笑む姉。
調子にのった司会者が「それではお呼びしましょう!」とテレビ的演出をしかけます。
目をふせる姉の表情も切なくていいのですが、Teeの形相がすごいです。
睨まれたら石火してしまいそうな鬼の形相。
そんな事には気づかない司会者二人。
「なんで動揺しないんです?
僕らが彼女を連れてくることはできないと思っているんですか?」
「ええ。あなた達は彼女をここに連れてくることは絶対にできません」
激しく足をゆすり、鬼の形相でこみあげる怒りをおさえるTee。
彼の怒りに気づくものはなく、番組はつつがなく終了した。
Tee役の方の演技もあり、P'teeがどれだけ生前の姉・Tharnnamを愛していたのかが伝わってくる鬼気迫るシーンではありました。
この一部始終を見ていた姉も彼の発言に心なしか満足そうで、Tonmaiに「彼が言っていた初恋の人って私なんだ」と告白します。
収録を終えたTeeは学校を後にする。
Tonmaiも姉も、そしてNoinaも自宅へと引き上げた。
帰宅したNoinaは母に「Teeの初恋の相手が誰か知ってる?」と尋ねる。
Noinaの母も、TeeやThannamと同じ学年だったからだ。
母は少し考えた末に言いました。
「P'janeのことかしら?」
P'Janeって。誰?
待て次号!