このシリーズ。
ポスタービジュアルのかっこよさが半端ないんですよね^^
The Giftedも三話目に突入。
今回の主役はメガネ姿も愛らしいNamtarnちゃん。
「メガネをはずすと実は美少女」という定番ネタに逆らって、むしろメガネ着用時の方が愛らしい彼女(女優さんご本人はすごいキレイです)。
彼女は既に能力に開花しています。
彼女の「物に触れると、その物に関連した人や出来事がイメージとして浮かんでいくる」という能力を使ったミステリー的展開が、ボクの好みにどストライク。
ハラハラドキドキ。
そしてちょっぴり恋の予感も感じさせる。
The Gifted 第三回のあらすじを
第ニ話はこちらから。
「あなたが、特殊な力をもった子供の物語を読んだ事があるなら。どれも内容にそう違いがない事に気づくはず。ある日すべてが劇的に良い方向へと変化するまで、お話の中の子供達は、うんざりする毎日を生きている」
Namtarnは、Mr Pomの指導の元、自身の能力を磨いていた。
すべての能力はその発動時に副作用をもたらす。
彼女の場合、能力の副作用は血圧の異常な上昇を引き起こした。
幼い頃から、血圧高めに悩まされていたNamtarn。
母は、Gifted Programのせいで彼女が再び体を壊してしまう事を心配。
Gifted Programへの参加に疑問を呈する。
しかし、Namtarnは自分自身に芽生えた能力に強い期待を寄せていた。
この力が自分を変えてくれる。
Mr Pomは、Giftedのメンバーが能力を正しくコントロールできるよう必読書のリストを配布。読んでくるよう指示をだす。
不平たらたらのOhmとPang。
Namtarnは、2人を説得するために歴代のGifted Program出身者の名簿を引っ張り出して、彼らの輝かしい業績を確認する。
Pangが、そのリストを見て気づいた。
5人目のGiftedがリストから消されている。
Namtarnは能力を使い、消された5番目のGiftedがChanonという男子生徒だという事を突き止める。
ココ!
過去の名簿を探すPangとNamtarnに「静かに!」と言われて、すねた表情で様子をうかがうOhmがとてもらしくていい。
同時に封筒を引っ張り出して触れてしまった指を引っ込め、もにょってなるPangとNamtarnも思春期だねぇって感じで微笑ましいです。
彼女はMr PomにChanonの事を問いただす。
彼は自分と同じ代の生徒だったが、プログラムを重荷に感じて、途中で辞めてしまったんだとPomは言う。
自分の才能に目覚めた人間がそんなに簡単に諦めたりするんだろうか?
自分が得られた新しい能力に期待しかないNamtarnには納得できない。
Mr Pomは能力を高める練習になると考え、Chanonの所持品をNamtarnに手渡す。
彼女は所持品を手がかりに捜査を開始する。
Pangの力を借り書類保管庫に忍び込んだNamtarn。
Chanonがサインしたというプログラムからの退会書類を入手した。
能力が彼女に見せたのは、書類にサインをしたのは若かりし頃のPomだという事。
彼女は能力の負荷に気を失った。
ココ!
学園は早急に!
早急に!
セキュリティ体制を見直し強化するべきです^^
病室に運ばれたNamtarn。
かけつけた母は、プログラムへの参加どころか転校もちらつかせる。
自分が能力を発揮できるのもこれが最後かもしれない。
そう考えたNamtarnは病棟を抜け出し、Pangの力を借りChanonの遺留品が残る部屋へ一人で侵入する。
荒れた室内を捜索するNamtarn。
見上げた先にあった鏡の向こう、彼女はChanonの姿を見た。
書類を集め封筒に入れるChononを学園の何者かが襲う。
能力の負荷か、見てしまった物の衝撃からか、その場に倒れるNamtarn。
かけつけたPangに彼女は言う。
「Chanonさんは辞めたんじゃない。彼は学園の秘密を見つけたの」
痙攣するNamtarnをPangaが救出。
再び病室へと運ぶ。
この事が決定打となり、Namtarnの母は彼女の転校を決意。
部屋をきれいに片付けて、Namtarnを連れていく。
なにもできないPangは、彼女から受け取った日記に目を通す。
彼女の言葉に感銘を受けたPangは母親を説得。
彼女はGifted Programに残る事ができた。
と、ここまで。
The Gifted 第三回の感想を
獲得したばかりの能力をフル活用して果敢に謎に迫っていくメガネ女子、という展開が個人的に燃えます^^
ポスタービジュアルもかっけよければ、終始緊迫感を煽るOSTも最高。
Ohmの鼻血もそうなんですが、どこかストレンジャー・シングスを彷彿とさせる21世紀のジュブナイルという感じの世界観に、少年心がうずくうずく^^
折々に顔をだす茶目っ気もい味をだしてます。
Ohmはあの着ぐるみパジャマ、ニ話限定じゃないんだね。常用するんだね。カワイイ。
かってChanonnの部屋だったPangの部屋に押しかけて気絶してしまったNamtarn。
寝っ転がりながら話す会話も、ボーイミーツガールっぽくてジュブナイルのお約束。
Pangを演じるNanon君は上手いとは思わないけど、演技がとてもチャーミング。
彼はGMMのティーンドラマでは主役ばかりをやっていますが、なんとなくその理由がわかる気がします。
とにかく演技が人の目を引きつける。
今回なら図書館のシーン。
立てかけた本を取られた時の「え?え?」みたいな表情とか。
なにをしてるわけではないのに、可愛かったり、面白かったり、つい目が言ってしまう。
いわゆる華がある、というやつでしょうか。
Artit先輩役のKrsit君もこの傾向がありますね。
とはいえ、このタイプの役者は下手に脇に置くと、悪目立ちして作品のバランスを崩してしまう事も多いので、扱いが難しい。
脇に置くなら今回はPhunをやってるGunのような演技力の高く、役に寄せていくタイプがいいかもしれません。
この話の主役を張ったNamtarn役のLilyさんは(おそらく)ミスコン出身で演技の経験はあまりない。
だから感情表現というよりかはモノローグで心情を語る手法を取ってます。
このモノローグがとてもいい。
特に最後の日記の部分は、読んだPangが思わず走って「彼女を学校に置いてくれ!」と直談判しちゃうくらいの胸を打つ内容。
あまりに良かったので、全文和訳してみました。
興味のある方はスクロール!
それ以外の皆さんは今回はここまで。待て次号!
Namtarnの日記
「今日が、私が能力を持てる最後の日かもしれないから。
それをちゃんと記録しておきたいと思う。明日からはまた普通の子供に戻ってしまうかもしれないから。
病気ばっかりしてたから、私はずっと特殊な力を持つことを夢見てた。私をもっと強く、もっとタフにしてくれる力を。
世界を支配したいわけでも、えらくなりたいわけでもなくて、ただ自分一人の力でいろんな事ができるようになりたかった。
他の子どものようにお母さんに誇らしく感じてもらいたかった。
子供の頃からずっと、お母さんは言ってた。危険な人生は悪い人生だって。
私はそれは違うと思う。
私が思う悪い人生は、前に進むために何もしない事。
最後に。明日何が起きるのか私は知らないけど。
もし私が力を失い、また普通の子供に戻ってしまうのなら。
今日、Chanonさんになにがあったかをつきとめないと。
他の人にとっては重要な事じゃないかもしれない。だけど、ずっと夢見てた力を手にして何かを成し遂げられたんだって事が、私の自信にはなると思うから」
意訳なので違っていても許してください^^
ではさようなら。またこんど。