タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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Dark Blue kiss EP04「Sun店長がかっこいいぜ。真面目ってかっこいいぜ」

家賃もきっかり支払った爽やかな朝^^;

Morkはベッドから起き上がり微笑んだ。

 

この微笑みはなんなのか。

ジャンル的には「今日は彼に会えるんだん♪」なのでしょうけれど、彼の経済状態の悪さを考慮するに「今日は仕事だ、バイト代が稼げるん♪」かもしれません^^;

ちなみに彼の部屋にはトレインスポッティングのポスターが。

好きそう……ではありますが、年齢を考えるとだいぶ渋い趣味だなとも感じます。

Dark Blue Kiss 第四話の感想を

この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。

Dark Blue Kiss第三話の感想は ↓↓↓

rukacchii.hatenablog.com

 

「検討します」と言っていたバイトの件、Morkは当然OKしたようで。

バス通勤でバイト先のBlue skyカフェへと向かう。

交通費は支給されているのでしょうか?

 

万年ワンオペのカフェはMorkが着いた頃には人でごったがえしてる。

タイムカードを押す余裕すらなく、シフトに入るMorkさん。

かくして、イケメン2人(とおちゃらけ1名)が切り盛りするイケメンカフェがバンコクのどっかに誕生した!

 

Sun店長。

この青年を更生させたいという想いなのか、それとも胸の奥底にくすぶり始めた恋の炎のせいなのか、わりと熱心に仕事を教えこんでます^^

ここですかさずMorkが手順を動画で撮影するあたり、デジタル・ネイティブは思考回路が違います^^

 

 

 

バリスタ修行の最中にうっかり火傷したMorkさんの傷の手当を強引にして、手に軟膏を塗る店長。

お約束の展開で2人の間に変な空気が流れますが、店長の弟が帰ってきて積み上げた空気をぶち壊す。

 

「いいところだったのにぃ」と思ったのはボクだけではないでしょう^^

 

愛にあふれた店長の指導の賜物か。

Morkは順調に店員として成長していく。

2人の間には、なごやかなものが流れはじめるもののお店の経営はいぜん厳しい。

店長は、起死回生にとバリスタコンテストへの出場を考えて、閉店後秘かに練習をする。

 

Kiss me againではKaoに片恋をするカフェオーナー、つまりはPeteの噛ませ犬的な役どころだったので、個人としてさほど陰影が与えられていなかったSun店長(Morkも)。

主演に格上げされた今回は人物の掘り下げが深くなりました。

弟だったり、Morkだったり、周囲の人たちにも厳しい指摘をするSun店長は、自分にも高い水準を求める人で、人知れず努力を惜しまない生真面目な人だという事が伝わってくる。

個人的にはとても好感の持てる人物として描かれていますが、時に真面目すぎる人は、思いつめすぎて視野が狭くなってしまう。

お店の事で手一杯で、他のお店に目を向けることができなくなった店長に、元不良学生は「今から他を視察に行こう」と提案する。

この「今すぐ」という部分が、生真面目な人の思考回路から出てきにくい部分じゃないかと思うんですよね。

目標を決めて、計画をたてて、とタイムスケジュールを組もうとして「俺には時間がない!」となってしまいがち。

やってしまえば、あっけなく道が開ける事もあるのに、つい考えこんでしまう。

だから、どちらかというと飽きっぽく、先の事を考えない(不安定すぎて考えられないのかもしれませんが)Morkとは互いに無いものを補完しあって、いい関係を築いていけるのかもしれません。

 

 

 

さて。

Sandee姉さんに「あまりに露骨すぎて、できてんの丸わかりなんだけど!自重して!尻拭いする身にもなって」とクレームを受けたバカップルのPeteKaoさん。

About A Boyz関連のお料理審査的なものに旦那が出演する事になり、妻も甲斐甲斐しく付き添いをする。

 

その眼差しは息子の授業参観に来た母親のソレ。

旦那が、挨拶でとちるたんびに「頑張って!できるわよ!」と熱い視線を送ります。

 

が、しかしその甲斐もなく、どうやらこの後もリテイクを連発したようで^^;

「俺、ダメダメだったかな?」と尋ねるPete。

「大丈夫だよ。編集でどうにかなるらしいしさ」

 

心優しい妻ですらフォローしきれない出来だった^^;

という事でしょう。

実際、妻は「食べてみろ」と差し出されたお料理を一口も口に運ばない^^;

 

さらには2人の邪魔をしに来た悪ガキNonは、スイーツを作ってKaoに持ってきてるのですが。

例によって嫉妬心から奪い去ったPeteが口に入れるなり「捨てる場所探してくる」という位の出来栄え。

(最初はNonに対するいやがらせだと思ったんですが「俺の方がうまいぞ」と言い張れるあたり、それなりに……。な味だったんでしょう)

 

つまりはこのお料理審査会。

出来栄えそのものを審査するのではなく、お料理にたいするウンチクとか、食材を切るその包丁さばきとか、フライパンを華麗に扱う手さばきとかを審査する、ビジュアル審査だったのでした。

しかもそれすら編集でなんとなくイケてる風にしちゃうからマイペンライという、この審査。評価の基準があやふやすぎて審査として成り立っているとは思えませんね^^;

 

この動画撮影の際にNonにうっかり携帯を貸したKao。

(おそらくは)Nonは「電話をかける」という口実で、彼のインスタで自分の写真をイイねしていた。

Peteさんはそれを見て、瞬間沸騰。

Kaoの帰宅を待ち伏せ「これなんだ!」と問い詰める。

 

この人、こんなにヤキモチ焼きでしたっけ。

ちょっと束縛きついです^^;

 

もちろんこの程度では、積み重ねてきた2人の絆はビクともしない。

 

イイねはずして、とりあえずコトを収めたKaoに「お仕置きだ!」とばかりにPete、寝技へと持ち込んだ!

がしかし、そこに!

レフリーではなくKaoママが!

ドアが開いたその瞬間には、まだKaoはTシャツを着れてない。

胸は隠して背中丸出しという、ベタベタな展開に苦笑を禁じえませんでした。 

 

DarkBluekissのPeteさんはスキあらば寝技に持ち込もうとしますね^^;

お年頃なので、バッテリーがいつだってフル充電なのかもしれませんが、一方でヤキモチ焼きもヒートアップしているわけで、もしかして自信のなさの現れなのか?

こんなに長く付き合ってても?

みんなが自分たちの事知らないから?

と、思わないでもありません。

 

そんな独占欲の強い旦那が、別の男からのメールを見たから^^;

しかも「ボクの服、いつ返してくれるんですか?」というメールを見てしまったから!

場は一瞬で凍りつく。

タイドラマでありがちな「シャキーン」と画面が固まるあの演出が、今回ほどキレイに決まった場面もない。

というところで、待て次号!

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