メインディッシュはもう少し先よ。
とばかりにPeteKaoのお話は心地よくも静かな展開。
今地雷撒いてますからね。あとで派手に爆発させますからもう少し待って。
とスローペースの主役達。
そしてSunMork(そしてRain)のお話が面白い^^
Dark Blue Kiss 第三話の感想を
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Dark Blue Kiss第二話の感想は ↓↓↓
Morkさんは家賃を払うお金もなくて、ついには自慢の(かどうかは知らないけれど)バイクを売って、Sunが肩代わりした保釈金を手に入れる。
それでもお金がない彼にSunの弟Rainが助け舟をだした。
賞味期限間近のチョコケーキをアニキのカフェから拝借し、路上で2人で売ることに。
要冷蔵が必須のケーキを炎天下の中で売っちゃ駄目^^;
賞味期限が近いならなおのこと駄目!
とはいえケーキの売れ行きは、Rainが一目惚れしたManowちゃんの加勢もあって上々だったようですね。
このシーンでは、Kiss me againでは描かれることのなかったように記憶しているMork君の日常の姿が垣間見えます。
ちょっとコミュニケーションが不器用なのかなとは思いますが(世慣れた20代前半男子も嫌だけど)Rainも言うとおり、さほどワルという印象は沸きませんね。
Kaoはというと、亭主のご期限を取るために「(クソガキ)Nonの家庭教師は辞めるよ」と言たものの……。
お母さんの昇進やお金のことを考えるとクソガキはそれなりに優良物件。
悩んだ彼は、PeteとNonが鉢合わせしないように勉強場所を彼の家に指定する。
が、実はNonパパは息子には厳格で「休憩中にゲームするのも駄目絶対!」と渋い顔。
これはこれで居心地が悪くて、わずか一回で勉強場所は元のカフェへと逆戻り。
こうなると物語としてのお約束が発動。
2人仲良く勉強してる最中に旦那から「暇なんだけど」という電話。
「これからお前に会いに行くから」
と、Peteは、さも家を出たばかりという口調で言っておきながら、すでにSunのカフェに到着していて、今まさに車から降りてきた所。
「早くいってよぉ〜(by 松重豊)」
と、心の中で叫んだ(かもしれない)Kaoは浮気の現行犯逮捕をおそれ、慌ててNonを追い立てる。
まぁ……。
ジェラったときのPeteさんの怖さをよくよく知ってる妻からすれば、パニックになるのも判らないでもありませんが^^;
どこに??どこにその少年を追い立てるの?
と思いましたね。
そんなおっきなカフェではないし、そもそもNonの性格からして黙っていなくなるとは思えなかったんですが^^;
先生に一つ貸しを作っておくのも悪くない。
とでも思ったのか、大人しく引き下がる。
浮気発覚は運良くPeteが下を向いてたおかげで、まぬがれた。
まさに薄氷の勝利といったこのシーン。
本番前のリハーサルで「これだとPete、Nonのこと見えてるよね?」と誰かが指摘した結果「考えごとするような感じで下、見ながら歩いてきて」と指示が飛んでこうなったんじゃないか。
そう勘ぐりたくなるくらい人物の導線がきわどいですね^^;
幸運にも恵まれて、Nonを間一髪追い出すことには成功したものの、現場には彼の痕跡がまんまバッチリ残ってる。
店長Sunも巻き込んで、Kaoはアリバイを強固にする。
なんとか修羅場をくぐり抜け、ほっと一息ついた視聴者のためにお待ちかねのサービスショット。
2人仲良く水着姿でプールサイドでパチャパチャはしゃぐ。
可愛い系担当のKaoの方が脱ぐとマッチョマンなのもギャップ萌え。
男子高校生のように無邪気にキャッキャした後の更衣室。
Peteがおもむろにマグカップをプレゼント。
「あのカフェに行く時はこれを持っていって、机にドンッと置いておけ。そうすりゃお前にパートナーがいるって、誰だって気づく」
そして誰もがこの人セクマイなんだ!ということに気づいてしまうカミングアウトタンブラーだという事に、Peteが気づいていたかどうかには疑問符がつきます^^
さて、丸っこい英文字で「PeteKao」と書かれたこのマグカップ。
先日オープンしたGMMTVショップで販売してます^^
PETE-KAO Tumbler | แก้วน้ำพีท-เก้า – GMMTV SHOP
お値段は450バーツ。しかし現在は品切れ中です。
ギアもピックブレスレットも実用性は皆無ですけど、タンブラーは日々使えますからね(もれなく沼バレする危機もついてきますが)。
Sunとのことは心配してないと、結構心配してそうな表情で言うPete。
「ウソはつかないでくれ」と言われたKaoは、Nonとのことを打ち明けようと試みる。
しかし「Non」という単語を出しただけで戦闘モードに入りかかった旦那を前に、妻は口をつぐむのであった。
Nonのことを打ち明けようとするまでの、カメラ片手にたわいもない事を言い合う2人の空気感がこのシーンはすごく心地よかったですね。
「風景を撮るのが好きだって言ってなかったっけ?」と言われて
「俺の風景に、いつもお前はいるんだよ」と返して、ニヤニヤするKaoとか。
「なんでいつも体でお返ししなきゃいけないんだろな?」と言われて
「実験を手伝えっていう意味だったんだぜ?なんの話してんだよ」とニヤニヤしながら切りかえすPeteとか。
程よい甘さの大人のノロケに、気分はほっこり。
胃に持たれないほどよい甘さでしたね。
カフェが血の海になる寸前だとは気がついていないSunさんは、あいも変わらずワンオペモードでてんてこ舞い。
KaoがいればKaoをこき使い、金を返しにMorkがくれば、Morkを有無を言わさずこき使う。そしてMorkにうざがられる、となかなか恋の始まる気配も見せなかったのが。
Sunが駐車場で「タイにもいたんだ!モンスタードライバー」に絡まれた事がきっかけで、少しだけ進展。
「うちのお店でバイトせい!」とMorkを誘うも「アンタの小言に耐えられるかどうか慎重に検討したい」と焦らし作戦。
おそらくは次回はMorkはカフェのパートタイマーになっているんでしょうね。
待て次号!