タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL『Check Out』(本編並のボリュームなのに)エピソード0

久しぶりにタイBLについて書いてみます。

ご紹介する作品は『Check Out』。執筆時点ではYoutubeの9NAA公式チャンネルで視聴が可能です。

予告編をどうぞ。だん!


www.youtube.com

 

制作は9Naa Production様。

当ブログでは本作が初めてのお取り扱いになりますが『I AM YOUR KING』などを手掛けている実績のある制作会社でございます。

そちらの作品では、まだLove by chanceに出演する前のKenglaことMark Siwatさんが出演されておりますが、本作でもLBCのナマケモノ的のんびりキャラGood君を演じたBestさんが堂々主役を努めておられます。

 

さて、これから書いていくのは、この後全12話続くシリーズのエピソード0に当たるようです。つまり前日談という位置づけなのです、が!

総尺で40分あったら、前日談ではなく充分本編じゃないのかな?

と思わないでもありません^^;

ま、細かい事は気にしない

タイBL『Check Out』エピソード0の感想を

2人の若者が車でKaoyai(カオヤイ)のリゾートホテル『The Air KhaoYai』にやってくる。

1人は彫りの深い顔立ちに、細マッチョな体格のイケメンNINEさん

1人は育ちの良さそうな色白素朴、そしてこれまた細マッチョ体格のDaonuea君。

たまたま同じ日の同じ時間にチェックインした2人が2泊3日位の肌色多めの滞在のなかで、距離を縮めて酔った弾みでイチャコラしちゃう、というのがまぁこのエピソード0の全体の流れでございます。

 

 

 

さてこのホテル。実在します。

サイトを見ると普通のホテルスタイルのお部屋もあるようですが、彼らが滞在してるのはMorroccan Tent Villaと呼ばれるスペース。

グランピングの最上級版とでも呼べそうなテントスタイルのお部屋でして、テントなのに冷房完備、フリーWi-Fi、シャワーにテレビもついてます。

お値段は2,200バーツ(9000円程)から。

ドラマで彼らが受けるサービス通りならホテルのプールも使えるし、パーティーなんかにも参加できるようなので、中々良心的な価格帯かなと思います。

若者の1人旅にはもってこいのお部屋ではないでしょうか?

 

NINEさんはどうやら失恋の傷を癒やすための1人旅。

一方のDaonuea君も「がっかりすることがあって」と言葉を濁してはいるものの、どうやら失恋絡みの傷心旅行。

寂しさを抱えた2人の青年はホテルのプールに浸かりつつビールを飲む。

さてこの時2人が飲んでたビール、突き止めましたよスーパードライじゃなかったすよ^^;

正解はKopperというタイのクラフトビールでありました。

わりかし美味いということなので、一度飲んでみたい所ですが日本での取り扱いはないようです^^;

 

ホテルのプールでアルコール入れてじゃれあえば、そりゃあっちゅーまに恋の火鉢に炎がくすぶるっちゅーもんで^^;

彼女に振られたという彫りの深いイケメンが素朴系攻略の狼煙をあげて、初対面なのに「一緒にシャワーを浴びようぜ」と無茶な提案を押しとおす。

「野郎同士でシャワー浴びるのなんて、なんてことないぜ」感を出しつつもジリジリと素朴系を物理的に追い詰めていくNINEさん。

防戦する素朴系も「ちょっと展開早すぎ」と思ったのか、この攻撃はしれっとかわす。

だがしかし。

去り際に彼が風邪を引かないようにとエアコンの設定を27度にしてくれるおせっかい、優しさにほだされ、ベッドのうえでにんまりしちゃう素朴系。

あっさり攻略されすぎだろ?

と思ったり……。

 

順風満帆つか、展開早すぎだろってくらい急速に距離をつめた2人が、チェックアウト前日の夜に燃え上がり、それも含めて楽しかった2日間の事を思い返して、これでお別れにしたくはない。これを2人に始まりにしたい。

と思ってる風な所でこの前日談は幕を閉じるのでありました。

 

 

 

傷心旅行に来たはずが運命の人を見つける旅になるという羨ましすぎる展開でありますが、不安の影もなくはない。

その1つがNINEさんがチラチラ見てる写真の人。

字幕では「Is he bipolar?」と尋ねていまして、つまりは「彼は双極性障害なの?」って尋ねていると思うのですが、写真を見て判るような物なんでしょうかね?

それともスラングなんでしょうか(調べた限りはでてきません)。

そしてはたまた、それはNINEさんが別れた「彼女」とどう関係してくるのか。

このあたりはまるで明かされる事なく終了していて、それが本編でどの程度重要な出来事として扱われるのかは気になるところです。

 

最近にしてはガッツリ目のイチャコラ以外の見どころ?というか聞きどころは全3曲使用された挿入歌はどれも耳障りのいい好感度の高い曲だった、という所でしょうか。

個人的には、特にこの曲がお気に入り。

どん!


www.youtube.com

この爽やかな曲のサムネにこのビジュアル^^;

 

というわけでエピソード0というか、これ単体でもきれいにまとまっていて充分楽しめる内容になっています。

お時間のある方はぜひどうぞ。

待て次号!

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