行方不明になった姉を探すため進学校に転学したTRAFFIC。
手がかりを追う彼に接触してきたのは坊主頭の不良教師。
彼に連れられ廃校を訪れたTRAFFICを待ち受けていたのは5人の同級生だった。
訝しげな彼に坊主先生は言う。
「ようこそ!BLACKLISTへ」
からの!
タイドラマ。BLACKLIST第2話の感想を
で?BLACKLISTってなんなのよ?
ざっくりというとこうなります。
昔悪ガキだった坊主先生は教員資格を取得して母校に教師として戻ってきた。
しかし学校のルールは変わっていて、素行の悪い生徒はあらかじめ弾かれて入学できなくなっていた。めでたしめでたし。
ところが一年前。
再びシステムが変わり、金と権力に物をいわせて入学してくる生徒がぽつりぽつりと現れた。
ま、裏口入学ですね。
彼らは親の威を借りてやりたい邦題。
風紀委員も教員もモンペのクレームが怖くて何もできない。
そこで坊主先生は(頼まれてもいないのに)学生からなるBLACKLISTを組織。
彼らのミッションは手がかりを見つけ、計画を立て、彼らを見張り、時には脅して、彼らの悪事の証拠を掴み、教育委員会に送りつける事。
「ふっつーの高校生には荷が重すぎるミッションだな」
と視聴者を代弁してTRAFFICが言うと、先生は「コイツラをバカにしちゃぁいけねーぜ」と先行メンバー5人の紹介を開始した。
優れた探索能力を持つHIGHLIGHT。
演じているのはMIRのOhmさんですね。
落ち着いた雰囲気のチームの調整役という感じでしょうか。
ちなみに坊主先生が言ってる「WOSM」とは「世界スカウト機構」の事です。
ボーイスカウトに所属してるから、その手のサバイバル能力に長けている。
という事でしょうか。
Bantadはただのゲームオタク。ではなく学識豊かな天才少年という役どころ。
演じているのはMy TeeのFrank君。
チラリチラリとMy Tee組のDrakeさんとの絡みがあるのがファンには嬉しいところ。
TITLEは抜群の身体能力を誇る女好き。
演じているのは眉毛がとにかくインプレッシブなDrake君。
「わが友よ!」が口癖の変な人です。
口が達者で交渉事が得意なのはJim Baeさん。
演じているのはFirstさん。
Wolfにも出演していましたけれど、個人的には日焼けどめのCMに出てた後輩くんのイメージが強いです。
こちらね。
そしてChimonさん演じるAndrewは問題解決の能力に長けている。
個性豊かな面々を率いるリーダーとしてBLACKLISTに入って欲しい。
と、坊主先生はTRAFFICに提案し、Andrewの猛反発はスルーして彼もその申し出を引き受ける。
かくしてBLACKLISTのリーダーに棚ぼた式に収まったTRAFFICは彼ら5人の力を借りて、姉と悪の学生組織God’s Handをつなぐ手がかりを得るため上級生のJoeの身辺調査を再開する。
(おそらく) 新入生歓迎イベントの最中にJoeがGod's Hand接触する可能性が高いと見たTRAFFICはミッションを敢行。
体操服に身を包んだ少年探偵5人が、歓迎イベント向けの競技に打ち込む様は
「あれ?これは同テレビのバラエティーSchoolRagnerなのかな?」という感じで、初回のシリアスな雰囲気は随分と薄れてしまいましたね。
BLACKLISTの面々が高校生としてキャッキャ戯れている時ですら、TRAFFICだけが無表情でMelonちゃんと頬寄せ合ってピンポン玉を運ぶ。
場にそぐわないシリアスな表情が笑いを誘うシーンでした。
さらにこの時、これみよがしにメカに強いBandatさんがドローン使って調査をしますが、ドローンってプロペラの音がうるさいんですよね^^;
姿は目視できなくても、かなり遠くから音で存在を察知することができるので、正直、この手のスパイ活動に向いてません。
が、まぁドラマだからマイペンライだ。
しかし、ドローンまで使った尾行はうまくいかない。
TRAFFICをリーダーと認められないせっかちさんのAndrewが作戦をぶち壊してしまったからだ。
早くも内紛を起こすBLACKLISTの面々に「オレがヤンチャしてた頃」の思い出話を語る坊主先生。
この時坊主先生の思い出に登場して、ボコンボコンにされる少年はUWMAにBLロールで出演する方でしょうかね。
坊主先生のお話が功を奏してAndrew君は態度を軟化。
ナンパのついでに仕入れた情報をTRAFFICに教えてあげて、彼らは再びJoeの尾行を再開した。
Joeは校内の外れで落ちつかない様子で何者かを待った。
彼の前に現れたのはインスタ映えする怪しい仮面の(おそらく)高校生。
隠れたいのか目立ちたいのか。お前ら一体どっちなんだよ!
というマスクマン達は風紀委員の登場に早々に退散する。
BLACKLISTの面々は予期せぬ出来事に動揺するJoeを拉致したものの「どうやら姉は帰らぬ人になったらしい」という事以外、たいした情報を得ることはできませんでした。
と、だいたいここまで。
主要人物が揃っての初ミッションという事で、それぞれの持ち味をちょっとづつ紹介する流れになっていました。
重たい物を背負っていたTRAFFIC主観の初回に比べて、軽くなったなという印象は受けました。
金田一少年とか、ハリーポッターの初期とか、ジュブナイル臭が全面に出てきた感じ。
彼らはえらく大真面目だけど、世界の行く末には髪の毛ほども影響を与えない感じがほほえましいです。
尾行といっても車が使えるわけでもなく、ただコソコソと付けまわすだけ。
というのも微笑ましい。
しばらくは裏に隠れて出てこないGod's handの悪巧みを、BLACKLISTの面々は阻止していくという展開が続くのかもしれません。
というわけで。
待て次号!