舞台稽古の真最中に喧嘩して、真最中の舞台袖で仲直りして。
からのスキンシップが激しすぎて舞台の幕を引きずり落として、2人の仲は舞台関係者ほぼ全員に知れ渡る事に!
「コイツラ、脇が甘すぎる」
と思わせといての第九話……。
一部始終をPranさんの大親友Waiがオペレーションルームから聞いていて、嫉妬のあまり機械を操作して幕を落とした。
という事が開始早々明かされました。
彼はPranがPatの車で食事に出かけるシーンも目撃していて「親友の裏切り」に大激怒。
9話はまるっと「Waiが機嫌を直すまで」を追いかけるお話となっていました。
久しぶりにヤンキー路線に回帰した印象もありますね^^;
BAD BUDDY 第九話の感想を
工学部、建築学部、双方から総スカンを食らう展開かと思いきや、意外にも工学部の面々は大人な人たちで構成されてて、相手が「男」だという事も、敵対する学部だという事にも、わりかし寛容。
先輩の手前、学食内ではしばしシカトを決め込むも、いつのまにか平常運転に戻ってる。
かたや建築学部の面々は「ぜってー許せん!」と息巻いているのがメンバー内に一人いるので、他の2名も無視を決め込む。
おいおいお前らを停学処分から救ったのは一体誰なんだ?
ということを思い出させたくなる白状者揃い。
Pranさんはそれで孤独に寂しく打ち震えるかというと、そうでもなく……。
友情の修復は時の流れに身を任せ、Ink姉さんらを含めた自宅鍋パデートを楽しんだり、Patさんとの(回を重ねるごとに肌色率が増えている。しかも彼だけ!)スキンシップを楽しんだりと学生生活を謳歌する。
Pranさんが「自分(Wai)が不機嫌だ」という事にさしたるダメージを受けてる印象がないからか(不機嫌を見せつけるというのは、かまってほしい事の裏返しだと思うので)、Waiさんはなかなか態度を軟化させない。
ラグビーの他校試合でも。
協力するべき場面なのに個人的な感情が前に出てPatと協調することができないWai。
サークルの誰それさんが嫌いだから、○○をやりたくない。○○に行きたくないとごねちらかして、幹事を困らせるタイプですね。
しょーじきWaiさん。
あまり腕っぷしが強そうでもないのに喧嘩っはやいし、すぐ手が出るし、あげく気持ちのコントロールもできないしと……。
顔以外にいいところがなにもないという、なかなか困った人物設定です^^;
そんな困った友人WaiさんがPatとPranの仲を認めようと翻意するきっかけはやっぱり拳案件。
負けてぶちぶち言ってた他校の学生達がバイト先へとやってきてWaiに嫌がらせをする。
前回は同じ場所で自分たちが嫌がらせしてたことはきれいに忘れて、Patが仲裁にかけつけ、事は一旦おさまるものの……。
暇を持て余している学生達は、Waiの勤務時間まで周辺で待機。
1人出てきたWaiを取り囲み、さぁヤンキー漫画の始まりだ!
開始早々、工学部メンバーが助けに現れる。
建築学部の狂犬と工学部の野犬の群れ。
日頃の敵が手を取りあって共通の敵へと立ち向かう!
これは胸熱な展開(だけど客層的にこれを楽しめる人がいかほどいるのか若干謎な展開に)
殴る!蹴る!
あげく飛び出したのが飛び道具・銃。
この展開は日本のドラマではまず出てこない展開(タイは許可があれば一般人でも銃の所持が可能)なので、ギョッとするというか、リアリティをすぐに感じられない部分でしょうか。
「え?銃?(そんなん学生が所持してんの?)」
という気持ちになるんですよね。
この拳銃で負傷して、Patは病院送りになるわけですが。
問題なのはそっちではなく、この拳銃が不正所持で、乱闘で指紋がべったりついてしまったPatがその所持者としてやり玉にあがってしまう。
元の持ち主が別にいるという証拠を見つけられないと、彼が罰せられてしまうという展開に。
もちろんこれをWaiさんが救うわけですが、この後に及んですんなりとは救わない^^;
一瞬、このCCDカメラの映像をどうしようか?迷ってるんですよね。
日頃敵対しているとはいえ!Pranを取られてしまったとはいえ!
自分を助けてくれた人の危機なんだから、すっと証拠を渡そうぜ!ほんとWaiは幼なすぎるぜ(きれいな顔でカバーできないくらいに)と思ったところで
待て次号だ!