屋上でのキスに戸惑って、思わず唇なんかなぞっちゃう乙女気質の子、Pran。
いざ気持ちに気づいちゃったら体格にふさわしい猛烈アタックを厭わないPatさん。
そしてお約束のリゾートへさぁ出発だ!
BAD BUDDY 第六話の感想を
まさか三話にわたって引っ張るネタとは思わなかったバス停建設。
あら?プレゼンで披露したのより、バス停だいぶ小ぶりな印象もありますが無事完成となりまして、工学部も建築学部も勢揃い。
Pranとコンタクトを取ろうとあの手この手で近づくPat。
でもPranはまるで相手にしてくれないというのが6話前半の展開。
その流れで、親同士が直接対面、わずか数分のやりとりにも関わらず常夏の国に雪を振らす勢いで場の空気を冷やす展開。
初回ではコメディタッチで描かれていたから「親の反対なんてそこまで気になるものなのか?」と思ってましたが、この場面を見ると少しだけ納得。
とはいえ初回で描かれた程度のいざこざで、ここまで険悪であり続けられるものなんだろうか?
実は隠れてるネタとかあるんじゃないの?と思ったり。
Pranさんが終始アンニュイな表情をしている内に、建築学部主催(でも他学部の参加も大歓迎)の合宿開始。
そこに(どうやら)工学部史上初めて、単身堂々敵陣に飛び込んで一緒にリゾートへ行くことにしたPatさん。
ここでも、Pranはおろか一味全員に敵視されているのを充分承知でいつも笑顔を絶やさず、アタックをやめないふてぶてしさ。
挑発にのり、いともたやすく煽られるのは建築学部ヤンキグループでも特に手の早いWaiさんで。
グループの残りのメンツを巻き込んで、リゾートの海を拳で赤く染める展開にするのかと思いきや、Pranが「俺が話つけっから」とボスの貫禄で黙らせる。
しかし夜の海で「おれの事はほっといてくれよ!」と言われたくらいで引き下がるようなら、わざわざリゾートには来ないわけで。
結局は市場で買い物をするPranをめざとく見つけ、ついていく。
ようやく2人きりの時間を確保し市場でデート。
からの2人仲良く浜辺に座って海を見るという穏やかな展開はほんの一瞬。
宿に戻れば、互いの関係を人に言えない緊張状態が続いてて、せっかくの合宿をPatのせいで台無しにされたと考えているPran一味がPatをボコろうとたくらんでいた。
不思議というか、身の程知らずというか^^;
Waiさんはどう考えても格闘に向いてる体をしていないのに、あのガタイのPatさんを倒せると思うのでしょうね。
多勢に無勢でどうにかすると思ってるのかもしれませんけど、ひょろいの2名と、ぽっちゃり一名ではせいぜい互角、あえなく返り討ちになりそうな気がするんですけどね。
Pranさんはむしろ仲間の身を思ってか闇討ちを阻止。
仲間をどろんどろんに酔わせたあとで、夜の浜辺でPatと再会(一日に何回秘密の接触をするんだろうか、この2人)
お互いもう分かっているのに「どっちが先にお前に惚れたと認めるか」を競うことになりました。
曲調や2人の表情につられて明るい印象の締めくくりではありますが、長年競わされてきたからか
「競走」という形に持ち込まないと距離を詰められない2人は、まぁなかなかにかわいそうだなと思いました。
「競わなくても一緒にいられるようになる」のがお話の最終着地点だったりするのかな。
海苔も微笑ましいシーンですが、海苔を使ったシーンだったらやはりSOTUSの方が良かったかな、という印象でした。
待て次号!