2話のラストから巻き戻ること数時間?
「コンテスト用の歌詞ができない」とぼやいてみるも「片思いの相手とか思い出せ」と言われたPran。
つい思い出したのは高校時代のPat君で……。
おいおい、友情飛び越して最初から惚れてたのかよ?^^;
という主役2人の甘い雰囲気の合間をぬって、互いの連れが暴走しちゃってヤンキー漫画してました。
過去パートでPatがくれた学生証ギターピックはさて商品化されるのでしょーか!
からの
BAD BUDDY 第三話の感想を
この三話のエピソードを一文で言い表しますと
「グループのしでかした失態をまるで関係ない2人が尻拭いすることになる」
という物。
主役2人が言葉のじゃれ合いと、日本人的には受けいれがたい(けどタイドラマでは散見される)箸バトルの最中に、グループのメンツがヤンキーやらかした結果、工学部と建築学部共同で作った(ということにPranがでっちあげた)バス停が破壊されてしまう。
箸バトルも引きましたが、Pranの使ったヤードムを、Patが奪って使おうとするもの個人的には引きましたね〜。
スポンサーの商品だと思うんですけど、この扱いでプラス効果になるんだろうか?
ま、Pran君は俺の使ったヤードムを、こんなに使いたがるなんて、うふふ。
と思っていたのか部屋で1人ニヤついてましたね。
さてバス停近くの木には監視カメラがついていて、結果バス停を壊したのがPran様御一行(ただし主は除く)だという事が学校に発覚。
学校側は遠慮なく修理代を請求し、期日までに払えと告げる。
そうか!この子達が期日までに払えず停学処分食らってる間に、PranとPatは心置きなく互いの距離をつめるんだな!
と思ったらPranさんは「うちの店の在庫探してみるわ」とヘルプ宣言。
Pranさん、友達想いにも程があるぞ^^;
「やられた側」認定の工学部メンツのドン・Pat氏は、Pran派がどうしているか気になってPran派のボスに電話をするも音信不通。
しかしつごうよく実家にいた2人。
予告でも使われていた糸電話シーンになりました。
犬猿の仲たる両親ズに気づかれないように、という「絵的に面白い」以外の理由がちゃんとあるのが良い。
この秘密糸電話会談で工学部ヤンキーグループのボスは「手助け」を申し出るものの、建築学部ヤンキーグループのボスはその申し出を却下する。
だがしかし。
工学部ヤンキーグループのボスは、そのガサツさから容易に想像される厚かましさと押しの強さを持っていて、金策に走るPranについて回り、時に地頭の良さと裏声を発揮。
バス停再建のため大いに活躍するのであった。
性格の違いは前2話で時間を割いて描いてましたが、このエピソードでは学部が違うことによる目の付け所の違い、発想の違いも描かれていて面白い。
『めちゃ筋肉質の工学部一の美女』と仮想デートしながら、いろんなアイディアを思いつくシーンが今回の見どころ。
この3話には「バス停の修理代を稼ぐ」という目的がピンっと一本通っているものの、ドラマとしての面白さは「それをどうやって解決するか?」という脚本的な要素ではなくて、その過程で挟み込まれるPranとPatのやりとりによるところが大きい。
作品としても面白さが、役者の魅力と力量が存分に発揮されている部分(この仮想デート部分もそうだし、エレベータ待ちをする部分なんかもそう)に寄っているので、
視聴後の印象も「ストーリーが面白かった」という感じにはならず「特定のシーンが面白かったと」いう感じに個人的にはなってます。
これがそろそろ大きなストーリーの流れになっていくのか、しばらくキャストの魅力で引っ張る展開が続くのか(それが可能なのはある意味すごい)。
待て次号!