ブログを開設したこともあり、今年はタイドラマを中心にたくさんのアジアドラマを見てきました。
(おそらく)今年最後のエントリーでは、るかっちが今年見たアジアのドラマ・映画作品から上位5つをランキング形式で紹介します。
重要なのは!
今年ボクが見た作品。
だということ。
今年初公開された作品に限っていないので少し古い作品も出てきます。
それでは行ってみよう!
第5位:シグナル(韓国)
ブログでも紹介した数少ない韓国ドラマ。
過去と現在をトランシーバーでつなぎながら、未解決の事件を解決していく2人の刑事の生き様を描いていくサスペンスドラマ。
この手の時間改変物は、体ごと過去または未来に移動しちゃう物が多い中、この作品は時間を超えられるのは「声」だけ、というのが特徴的。
体ごと過去に行ってしまえば、行った本人が事件を解決できるけど「声」しか過去(または未来)に飛ばせないので、事件を解決するかいなかはその時代にいる人間の手にゆだねられ、それが物語の展開を予測不可能な物にしています。
一気見必至の骨太なサスペンスを楽しむかたわら、パク・ソヌの優等生ぶりに癒やされるドラマでもありました^^
パク・ソヌ死んじゃうけど。
ちなみにこの作品は、AmazonPrimeVideoで見れますよ。
Amazon.co.jp: シグナルを観る | Prime Video
第4位:Happy Birthday(タイ)
こちらは暫定4位ということで。
ただのメソメソしたファミリードラマかと思い、まったくノーマークだったこの作品。
「姉はなぜ自殺したのか?」という過去パートを小出し小出しに提示することで、作品にサスペンスの要素を追加。
作品に強い求心力(見続ける力)を与えていました。
物語が現在12話までが公開(最終回一歩手前)。
意外な事実が次々炸裂していた中盤が面白さのピークだったのか、少しトーンダウンした上に若干つじつまの合わない気がする部分も見えてきました。
現時点では「姉がなぜ自殺したのか?」
その決定的な出来事が明かされず、もしかするとこのまま明かされないのかも?と思っているため第4位になりました。
最終話で大きな展開が待っていたらランクアップするかもしれません。
第3位:Love by Chance(タイ)
いまさらなにを語ればいいのか^^;
ストーリーの練りこみが甘いタイのBLドラマにしては、2人の男子が出会って恋に落ちるまでの紆余曲折がとても丁寧に描かれていました。
プロモーション的には4カップル推しておきながら、お話はあくまでPete&Aeの一組に集中した制作陣の判断も(Pete&Ae推しのボクには)クレバーだと思いました。
(おそらく)予想していたシーズン2の制作が頓挫し、その余波なのか。
当初12話の予定だった物を14話に。
結果Ae&Peteの展開が後半かなり遅くなってしまったこと。
その穴を埋めるはずだったTin&Canラインも進みが遅く、中途半端な所で終わってしまったことが3位という作品評価になりました。
ただこの作品。
評価とかクオリティとかそういう物を超えたキラキラした物があって「細かいことは置いておいて、ボクはこの作品が好き」と思わされてしまう魔法のかかった作品でした。
シーズン2はないようですが、スピンオフ的な展開がすでに始まっているようです。
第2位:The Gifted(タイ)
この作品も「いまさら何を書けば」というくらい、このブログでは触れた作品。
超能力者を集めて教育する特別クラス。
という設定がボクのどストライクだったことに加えて。
伏線の貼り方と回収の上手さ。
見ている人の裏を書くストーリー展開。
GMMの若手役者が自分の演技力を思う存分発揮した個性あふれる登場人物。
ゾンビ物から、多重人格、復讐劇と毎回趣向を変えて視聴者を飽きさせないシリーズ構成。
ドラマを大きく盛り上げる楽曲の美しさなど。
全ての要素がハイレベル。
辻褄が合ってないとか。投げっぱなし?と思う部分もチラリホラリとあるのですが、そういう些末なことを「どうでもいんじゃ!」と思わせる、有無いわさぬ力強さを持った作品でした。
Love by chance と並んで今年の秋を存分に楽しませてくれた作品です。
第1位:未生ミセン(韓国)
このブログではほぼ言及していないこの作品が、ボクの今年見たアジアドラマの第1位。
ブログに書こう書こうと思いながらも好きな想いが強すぎて、つい肩に力が入ってしまい記事を書けずに半年位経過してます。
ちなみにこの作品に出てくるワンコーポレーションを見たくて、今年韓国に行きました。
囲碁のプロになれなかったチャングレが、一流商社にコネ入社。
彼とその同僚たちが、泥臭く悩みながら成長していく社会派ドラマです。
公開当初「まったく恋愛が絡まない韓国ドラマ」として話題になったとか、なってないとか。
夢は叶わないし、努力のほとんどが徒労に終わる。
という身も蓋もない現実をこれでもか、これでもか、と描きながら。
それでも這いつくばって、ボロボロになって、自分の囲碁(仕事)を打ち続ける主人公たちは、一度でも勤め人になったことがある人なら、自分を投影せずにはいられない。
「前に進めない道は道ではない」
オープニングと同じこのモノローグを使いながら、まったく違う印象を与えるラストシーンにものすごい開放感を覚えます。
あ。チャングレがカワイイというのも作品のポイントの一つでございます。
ちなみにこの作品。
序盤4話がYoutubeで無料配信されています。
興味のある方はぜひ!ぜひ!ご視聴ください。
リンクはこちら!どん!
【毎日ちょい見せ】「ミセン-未生-」第1話-① <SPO公式>日本語字幕版 無料 - YouTube
ちなみにこの作品は、AmazonPrimeVideoで見れますよ
Amazon.co.jp: シグナルを観る | Prime Video
というわけで。待て次号!