めちゃくちゃ冴えない人生を送るアラサー男子Kawiさんはひょんな事からタイムリープすることに。
そんな事とは欠片も思わぬKawiさんは(そりゃそうだ)高校時代に戻ってきたのに「すべてこれは夢なのだ」と思い込み、普段の内気の自分ならやらない事を「旅の恥」ならぬ「夢の恥」とやらかした。
その傍らに常にいたのが十数年後、自分からPearmaiを奪っていくイヤなやつPisaeng。
金持ちで、ハンサムで、非の打ち所のない彼と期せずにして友達になってしまった事が、Kawiの未来を大きく変えてしまっていた。
Be My Favorite第二話の感想を
翌日、泥酔から目覚めたKawiはようやく違和感を覚え、夢じゃなくてタイムリープしてるのだ、という事に気がついた。
Pearmaiに贈るつもりだったオルゴール。そのスノーボール部分をクイッと回せば、過去と現在を行ったり来たりできる簡単操作。
未来が変わってしまうという事以外、副作用はなさそうなので、現在に戻ってきた当初こそKawiさんは「自分がPisaengと友人になって、結婚式で彼の付添人になってる」事に衝撃をうけたものの……。
カワイイアピールを前面に出す一方で小狡い一面を持っているのでタイムリープを利用して自分の人生を好転させようと目論んだ。
ロードマップは以下のとおり
- 僕がSecretBuddyだとPearmaiに告げること
- 仲良くなって好印象を植え付ける
- あわよくば告白する
かくしてKawiさんは再び過去への旅に出る。
このロードマップ確認シーンに高校時代と思しきKawiさんが、友人と肩を組んで写ってる写真がチラッと映されるんですが……。写真ではこれといって特徴のない高校生然とした友人は、もしかすると2話の途中、脈絡もなく現れたピンクメッシュ頭のMaxさんなのでしょうか?
このシーンだけではなんの事だがサッパリですが、未来から来てるKawiさんが「この決断はロクな事にならん」と口走るので不穏な印象を与えます。
せっかく訪れた人生やりなおしのチャンスに意気揚々だったKawiさん。しかし性格を入れ替えるのは、タイムリープで時間を飛び越えるより(このドラマの中では)はるかに難易度の高いミッションで……。
結局は「友人なんだから俺を助けろ」という無茶ぶりでPisaengを巻き込み、Pearmai攻略作戦を開始する。
Kristさんのカワイイ系演技でちょっと騙されそうになりますが……。
「親友になったんだから、真の友のためを思ってPearmaiから身を引けい」
という台詞からも伺えますがKawiさんは主張がむちゃくちゃだし^^;正直だいぶ厚かましい。
「友達=親友」
という括りの大雑把さは、友人が少ないから距離感つかめない人なんだな、と大目に見れても「親友なんだから、俺の好きな人から手を引けい」は仮に思ったとしても通常言わないもんじゃないのかな。
あげく今回も、Pearmaiへのプレゼントの代金をPisaengに払わせるという……。
お前には成熟した大人としての(だって中身は30歳)プライドはないのか!
と、言いたくなります。
仕草がカワイイという事で相殺しきれない程、現時点では人物として好感を持てないというのが正直なところなんですが、タイムリープを重ねる事で好感のもてる人物に成長していくドラマなんでしょうか?
ともあれ。
Pisaengの全面的なサポートを受け、Pearmaiと前よりは仲良くなれたという実感を得たKawiはスノーボールをクリっとして結果を確認するため現代に戻る。
残念。
PisaengとPearmaiの結婚は変わらない。
「こんだけ努力してもなんも変わらない(ただし半分以上はPisaengの努力)」と悄然とするKawiの元に、よっぱらった白タキシードのPisaengが現れ、Kawiにキスをする。
変わったのはPearmaiではなくPisaengの気持ちのほうでした。
という斬新な展開で。待て次号!