キャストを入れ替えて再出発の2moons2。
無事YouTube公開された第一話は一体どんな感じだったのか。
2moons2。第一話の感想を!
この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。
本放送前のスペシャル動画についてはこちら。
この一話。基本、無印と同じ展開だと思うので
あらすじはサクッと紹介します。
裕福な家に育った純粋培養のお坊ちゃまWayoは、ずっと片思いだった先輩Phaが通う大学に入学が決まり、大喜び。
大学近くのコンドミニアム(もしくは学生寮)に引っ越す事にしたWayo。
いいと言うのにお付きの者に付き従われて、物々しく荷物を運びこむ彼に
「ガキじゃないんだから自分の荷物くらい自分で運べよ」
と声が飛ぶ。
それはまさかの憧れの人Pha先輩で……。
これまでも一方的にWayoが想いを募らせるだけで、特に仲が良かったというわけでもないPha先輩が目の前に立ってる事にパニックになるWayo。
口から出てきた言葉は、あろうことか。
「アナタに関係ないじゃないか!」
ボクなら、その日一日ベッドで悶絶後悔するシチュエーションですね^^;
その後「チビ」と言われて
「178センチあるからチビじゃないよ」
「俺より低いからチビだ」
と子供のケンカみたいなやりとりをする2人。
最悪な形でPha先輩と再会してしまった事を悔やむWayo。
しかし友人Mingの考えは違う。
「最初にケンカばかりしてる男子と女子はやがて恋に落ちるようになる」
と韓流ドラマで得た知識を披露してWayoを励ます。
新入生向けの学内イベントが開催され、Wayoは学部のMoonに選出された。
今回初めてタイドラマを見たぞ。
という方向けに「Moon」についてすごくざっくり説明すると、学校で一番イケてる男子につけられる称号です。
ミスター青学とか、ミスター早稲田とかそんな感じだと思ってくれれば、さほど外してないでしょう。
まずは学部で一番イケてる男達が集められ、色んな試練を勝ち上がって学校のMoonを決めていく。
当然ながらミス・◯◯の称号もありまして、こちらは「Star」と呼ばれます。
ごく一般的なカップリングとしてはStarとMoonの組み合わせになりますが。
このドラマは男子同士、しかも新旧のMoonがカップリングされるので2Moonsというタイトルになる、という感じでしょうかね。
ちなみに太陽は「Artit」です。
※ もしかしたらAi-Oonの方だったかも。忘れてしまった^^;
ご覧になっていない方は月と太陽が恋に落ちる、Sotusも見てみるといいですよ。
学校内のMoonになるためWayoとMingはコンテストの準備で忙しい。
そんな中でもWayoのツンツンモードは相変わらずで旧MoonのPhaが見学に来た時も
「ボクにMoonが務まるって証明しますよ!先代のMoonよりもうまくできるってね」
とタンカを切る。
会うとケンカ腰になるWayoだけど、今でもPha先輩のことは大好きで。
「お前にやる」と言って渡されたPinkMilkを両手でしっかり握りしめちゃう。
「先輩がボクにくれたレア物なんだよ」とMingを相手に喜んだのもつかのま。
Pha先輩はMoonとStar候補生全員にPinkMilkを配っていた事が発覚。
すっかり機嫌を悪くしたWayo。
家に持って帰ろうかな、なんて冗談のネタにしていたPinkMilkをゴミ箱に捨てる。
せっかく再会を果たしたのに一向にPha先輩とはいい関係になれないが、Kit先輩とは再会してすぐ仲良くなった。
ここ。
高校時代どんなビジュアルだったのか知らないのでなんとも言えないのですが、外見が相当変わった……という設定なんですよね。
だからPhaにはWayoのことが判らない。
そしてこのシーンではKitも外見が変わっていて、最初WayoにはKit先輩の事判らなかった。という事になってます。
いや、さすがに高3と大学一年で早々外見は変わるまい?
と思ったのですがマイペンライ^^
そしてWayoは初対面の人に対しての対応が常にそっけない。
小生意気な表情で「前に会った事ありましたか?」って先輩に聞けば、それは頭も殴られるって^^;
コミュ力弱めのWayo君ですが女子力は高め。
顔パックしてベッドで寝転がってるとノックの音が。
立っていたのはPha先輩。
剥がすやつではなく、塗るやつなのでどうにもできず、パックしたまま先輩と立ち話。
Wayoの部屋の斜め向かいにする彼女に宿題を届けて欲しいと言う。
「タダではやらない」とここでもツンツンモードを発動するWayoに、Phaはスニッカーズを手渡し商談成立。
去っていくPhaにWayoは「頑張って!」と初めて優しい声をかける。
翌朝。
やっばーい遅刻!遅刻ー!モードのWayoにバイクで追いついたFourthがコンタクト。
彼を後部座席に乗せて、コンテストの練習会場へ連れていく。
ようやく会場に来たWayoを「オクトトーキョー」と書かれたTシャツを来たMingが出迎える。
意味考えないで、言葉ヅラの良さだけで並べた造語かな?と思ったらこのTシャツ。
ブランド名らしいです^^;
Mingに続いてやってきたPhaはFourthの存在に若干不機嫌。
「ジェラッてんだよ」
とMngに言われて初めてPha先輩の不機嫌の理由に気づいた純粋培養のおぼっちゃま。
後を追いかけ「試験、頑張ってくださいね」と声をかける。
と大体こんな感じでした!
想いの他、長くかかりましたね^^;
さて2moons2。感想をば。
ほとんど無名という事もありまして、役者の演技の硬さが良くも悪くも目を引く部分ではありました。
セリフとセリフの間にできる変なタメは、この人達が演技慣れしてないんだなということを如実に物語っていると言いますか……。
硬さがいい感じで作用しているのは、片恋の人に会うたび、つい心とは裏腹の行動をしてしまうWayo。
上手いという印象にはならないのですが、見ていて面白いな。と思いました。
「うん」「は?」「ふ?」「はぁ?」
みたいな短いセリフを言う時のそっけなさは、演技経験のなさから来るものだと思うのですが、ちょこまか、そそくさとした動きとの相乗効果もあって、小動物的な可愛らしさを醸しています。
ちょっかいを出したくなる弟キャラを、割といい感じでこなしているのではないでしょうか。
いいなと思ったのはMingとKit。
体はちっさいけれど態度はデカイというKitのキャラとして説得力のある演技(と身長)をしているし、相方となるMingはおっとりとしたしゃべり方で能天気感あふれる感じ。
まだ話はなにも動いておりませんが、いい感じのカップルになるんじゃないかと思います。
カメラワークが安定しているので、絵的にとても見やすいのは個人的には大きな評価ポイント。
悪く言えば地味。
良く言えば落ち着いたトーンの丁寧な演出はBL物にしては珍しいかな?と思います。
LBCにあったキラキラ感はないけれど、想いを秘めたまま口に出せないWayoの様なキャラクターが主役の場合はこの方が合っているのかもしれません。
というわけで。待て次号!
以前の記事はこちら。