何者かの襲撃を受けるSarawat。
Tineもかけつけ拳をふるい、さぁ!ここにタイ版クローズが幕を開けた!
Mr.シックの華麗なムエタイ芸をみせてやるぜ!
という展開になるかと思いきや(おそらくは)需要がないので、バサッと割愛。
戦闘シーンの欠片も残りませんでした^^;
8話のラストカットがTine、何者かに殴られる寸前、だったので。
まさかとは思いますが……。
Mr.シック、一発でノックアウトされちゃった?
サブカプに時間を割いた8話とは打って変わってメインの2人にがっつりフォーカス。
萌え満載の2gether The Series9話の感想
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第8話の感想は↓↓↓
1発ケーオー?のTineさんをSarawatさんが抱き起こし、自宅に連れて行って介抱する。
さぁ傷の具合を見てみましょう。
と、その前にベッドに座るTineさん、短パンでですね。カメラに向けて足を開くのはですね。
ちょっと視聴者的にソワソワするので足閉じて。いやいっそのこと(以下自粛)。
さて傷の具合を見てみましょう。
なんということでしょう。全ての傷が「顔」に集中しております。
犯行はおそらく自分のルックスに自信のない同年代の男子による「妬み僻み」が原因でしょう。根深い問題ですね。うむ。
この段階で接近注意報が出るくらい2人の顔が近い近い。
Watの強引なお誘いにより、お家に泊まってく事になったTineにさらなる試練。
「カウチで寝るか、オレのベッド(というかマットレスのみ)で一緒に寝るか?」
ここでわずかに迷って、カウチと取るのがTineさん。
というかさっきまで甲斐甲斐しく傷の手当する優しさアピールしてんだから、Sarawatがベッドを譲ってやって自分はカウチで寝ればいいのに。
と思ったら、ここにWatの巧みな計略が潜んでいました。
寒そうにしてるTineに布団をかけてやり、ついでに自分もカウチに潜り込む。
「カウチで寝るか?とは聞いたけど一人で寝るか?とは聞いてない」
策士というか、屁理屈魔神というべきか。
かくしてせまいカウチはぎうぎうづめになりまして、お顔の距離は注意報から警報にランクアップ。
俺たちをボコったのは建築家のブサイク達だとアタリをつけるSarawat。
でも「そんな事より今は目の前にある奴のほうが重要なんだ」と至近距離でTineを見つめ、TineはTineで「そんな風にオレを見つめるんだったらな。おっこちるまでキスしてやる」と。
え?それSarawat的にばっちーこーい!
なんなら一緒におっこちて、そのまま床で(以下自粛)案件じゃないのかな。
至近距離でじゃれあい、笑いあった末に
「どうやれば落ちるほどキスできるのかな?」
「こんな感じじゃね」
と、ジャンピングSarawatがTineが決まり、これこっからはさぁ、各自イマジネーションをフル動員してください。
という展開になりますけど。
Tineさん、世間体を気にしてるだけで、もうだいぶガードゆるゆるですよね。
言葉にしていないだけで実質、真剣交際は始まってる。
とボクには見えてしまいます。
とまぁ、いろいろと眼福なシーンでした。
ここまで番組開始からわずか8分。
この回、僕らを萌え殺す気なんだろか?^^;
さて。Sarawat一味とTineが襲撃犯の一人と目しているのは建築科所属のMil。
Sarawat弟にして、Milに片思いをしているPhukongも彼らの疑惑を耳にする。
Tineをめぐって、フィールドの外でも一触即発のSarawatとMilは、サッカーの試合を次の決戦場だと決め、闘志を燃やす。
そしてこのサッカーの試合に関連する「Tineメイクしようとして、Sarawatに止められる」のシーンがボク的には次なる萌えポイントでした。
メイクさんを片っ端から遮って「そのままでもカワイイのに、これ以上可愛くなって人目をひきたいのかよ?」と、顔面偏差値70超えのSarawatさんがそれ言いますか?
という殺し文句に加えて「足怪我してんだから試合には出るなよな?約束だよ!約束!指切り!指切り!」
からの指切りをして、安定のTineスマイルまで。
構成上あってもなくてもいいシーンなんですけど。
いやあってもなくてもいいシーンだからこそ、2人のキャラの魅力が十二分に表現された小さくキラリと光るシーンでした。
なにげないシーンに、キラキラがいっぱい詰めこまれている作品が長く愛される作品になるんじゃないかな。
足を怪我して当初出場する予定はなかったSarawat。
友人が退場した穴を埋めるため出場し、それにハラハラしちゃったTineさんは「もう見てられません」という感じで貴婦人のように倒れてしまう。
同じタイミングでMilのタックルで足を負傷したSarawat。
かけつけるMilとSarawatは、Tineの前で大喧嘩。
ここでチア部の女将が「喧嘩なら他でやれ!」と一括するところが頼もしい。
かくして本日2度目のTine意識を取り戻すシーン。
運ばれた病院には友人であるFongがいて、自身も足を怪我したSarawatさんはすぐ近くの車椅子で疲れて寝てた。
こっからしばらく登場がつづくTine一味のFong。
人好きしそうな優しい顔立ちの中の人はこちらです。
どん!
BlackListにも出演。
序盤に出てきたトラフィックのお騒がせ姉貴の彼氏さんではないかな。
と思います。
さてこのFongさん。
こっからしばらく登場が続き、かつ、いい台詞が続くおいしい役どころでした。
まずは意識を取り戻したTineと飲み物を買いにいくシーン。
と、ちなみにこのシーン。
外出する際、TineがWatに羽織らせたチアの服を、寒くないようかけ直してあげるところも小さな萌えポイントでしたね。
前半のカウチのシーンと対応していて、2人が互いを思う様子が強調されます。
飲み物を買って病室に戻ると、部屋にはSarawatの(自称)妻たちが押しかけていた。
呆然としてるTine達の背後から妻たちの別働隊が突進してきて、Tineは飲み物を落としてしまう。
fongはこれにかこつけて
「お前次第だけどさ。後で後悔したくないなら、大事なものはしっかりつかんでおかなきゃ駄目だ。やれる内にやっとかなきゃ駄目だよ。なくなった後でも取り戻すことはできるけど、でも前と同じってわけにはいかないんだよ?」
ほんの数話前に「彼女に捨てられたー!」と号泣してた人の言うことですから、それは重みが違います^^
Fong青年の名言集その2はこちらのシーンから。
足も腰もやっちまったSarawat。
先輩達はライブを中止する方向で傾いているが、彼は「やりたい」と主張。
Tineは代替案として「オレが代わりに演奏しちゃ駄目ですか?」と提案をして、わりかし満場一致で採決に至る。
ここで彼の案を支えるGreenちゃんの献身に涙がこぼれます。
無謀な妻を心配するSawaratはFongに「止めて欲しい」と頼みこみ、そしてFong名言集がスタート。
「どうしてTineが君の告白にうんって言わなかったと思う?Tineはずっと元カノを大事にする側だったけど、今回、自分が大事にされる側に回ってる。そういうの彼は慣れてないんだと思うよ。たぶんTineは自分が君にふさわしい人間だって事を証明したいんじゃないのかな。おっと安心するのはまだ早い。今回もし失敗したらTineはめちゃくちゃ落ち込むだろうね。君との関係を二度と前に進めようとは思わなくなるかもしれないよ」
ま、結局はどっちに対しても同じ事。
つまりは「モノにしたいなら、しっかりつかんどけ!」とけしかけて、2人の仲を取り持つ役目をかってでてますね。
このFongの言葉で、Sarawatの気持ちは、Tineのやることを止めさせるのではなく、成功させるため応援するという方向に変わる。
そしてここから再び、萌えシーン開始^^
まずはこの後に及んでTine、意地でもギターに名前をつけたがるの巻。
彼の子供っぽさが出てるシーンと言えるでしょう。
ちなみにギターの名前はNuisanceに決定しました。
続く萌えポイントはWat、Scrubbにヤキモチを焼くの巻。
人生の「初めて」の時はいつだってScrubbの歌がかかってた(からScrubbの歌で初めてのステージにあがるんだ)というTineに「Scrubbになりたい」と拗ねるSarawat。
「奴らはお前のいいときも悪い時も、一緒にいられるんだもんな」とボソボソ言って、Tineさんをほんの一瞬うれし恥ずかしニヤリとさせる。
そして最後はピックで求婚の巻。
ギターの弾き方は厳しく教えるSarawat。ピックの持ち方を手とり指とり教えるうちに一瞬の間。
からの「Tine。結婚してくれ」
これは本人も冗談のつもりだったようですが、めちゃめちゃ自然な流れでのプロポーズ。
そしてこれ一回では終わらない。
ギターの弾きすぎで指を痛めてるTine。
Sarawatはそんな彼にバンドエイドを巻いてやる。
「知ってる?バンドエイドを巻いてくれたのはお前が初めてだよ」
「そう。でオレが誰にでも巻いてやってるとは思ってないよな?」
と指を取り「結婚しようよ」と2度めのプロポーズを決めました。
すかさず前述Scrubbのやりとりを回収し、その上でプロポーズをかぶせて萌えと笑いを両立させる脚本家の巧みな仕事ぶりが伺えます。
俯瞰で見たら、このシーンも終始2人のやりとりの面白さだけでキラキラが成立してる印象に残るシーンでした。
というか。
この回のさりげないやりとり、中の人が楽しく演じてるのがリラックスした表情からチラチラ覗くのがとても尊い。
足の怪我の経過を見る日と重なり、SarawatはTineのライブを見に行けない。
彼が失敗すると自分から離れていってしまうと内心びびってるSarawatさんは、当日使う舞台の上で演奏してみろ、見てるから。
とTineに告げる。
そうだと思ってたけどMr.シックがビビリなのがよく分かり、かつ2人のやりとりでかなり笑える。
「ちゃんとしたロマンティック・コメディなんですよ」と胸を張っていいシーンでした。
ライブの様子と、そっから先の展開は。
待て次号!
でもこのドラマ。おとなしく前回の続きから始まらないんだよね^^;
2020.10.30.追記
タイBLとして爆発的なヒットを記録した2gether。
その原作小説が日本語訳にて発売されました。
ドラマとの違い、映像作品では描ききれない内面描写など比較してみるのも面白いのではないでしょうか?^^