やっぱりでしたか。
このまま大人のいいオンナとしてKornに道を譲るとは思えませんでしたが、Knockの彼女Plengさんの本性が見えてきました。
今回長いので目次をば。
そんな、Together with meの第七話。あらすじを!
Together with me、第六話についてはこちらで語ってます。
Mewを見送ったKornは明らかに素行の悪そうな奴に襲われます(こちらも当然殴られる系)。
KnockはKornの戻りが遅いのを心配して駆けつけました。
杖を振り回し応戦しますがあっけなく返り討ち。仲良くボコボコにされてしまいます。
互いの肩を借りながら部屋へ戻ったKornとKnock。
「足の怪我さえなけりゃ、ぶちのめしてやったのに」と強がりを言いつつ、怪我の手当をします。
翌日の朝。
一人でここにいるよりも仲間が固まって住んでいる自分の部屋のが安全だというKornの提案(というかほぼ強制)で、KnockはKornの部屋に移ります。
部屋に集まったKornと愉快な仲間たち。
トイレで襲われ、Bright医師に助け出されたFarmも含め、特に犯人に心当たりはありません。あるとすればサッカーの試合で乱闘騒ぎになった科学学部の奴らだけ。
結論は出ないまま解散します。
持ち出してきたKnockの服を自分のクローゼットに収めるKornを見て、Knockは言います。
「母さんが言ってた。自分が荷物をしまってる時、父さんがプロポーズしてきたんだって」
なぜ今そんな話を?と苦笑するKorn。Knockは言葉を続けます。
「二人の人を同時に好きになってしまったら、ソイツはどうすればいいと思う?」
「さきに俺の質問に答えてくれるか?」
「ああ」
「たった今俺に聞いたのは……。質問?それとも希望をくれたのか?」
答えられないKnockは笑ってごまかそうとしますが、KornはもうMewの事はなんとも思ってない。俺にはもう他に好きな人がいるからだとKnockを見つめます。
「トモダチ以上の気持ちを持ってもいいかって聞いたら、許してくれるか?」
「ああ。彼氏としてじゃないけどな」
「お前は俺の事、トモダチ以上だって思ってる?」
抱きしめるのかと思いきや、はぐらかすためテレビのリモコンを取るKnockさん。
スローモーションまでいれて、ミスリードするあざとい演出でした^^
Plengさんは、knockがKornの部屋にいるという電話を受け、向かいます。
でも部屋がわからない。
コンドミニアムのエントランスでだべっていたYiwhaとFaiiの二人に部屋を聴きますが、どうにもソリがあわない姉さんと一触即発の危機に。
恐れをなしたFaiiに部屋を聞き出したPlengさんは、Knockの怪我に驚きます。
公式彼女の到来に居場所がないKornさん。なにか飲み物持ってくると場を外そうとするKorn。
Plengは「外で話がしたい」とKornと一緒に出ていきます。
「Knockのこと、友達以上に想ってる。そうよね?」
「……」
「アムパワーから、その事には気づいてたわ」
「……」
「knockの事が好きなのね」
「……」
「答えなくていい。でも知っておいてほしかったの。私が、知ってるって事」
一方的に、でも静かに言葉をつなぎ去っていくPleng。
ここまでだったら「Pleng、本当にできた女性だな」で終わったのですが^^;
その後、Plengに連れられKnockが病院に行ったり、怪我をした弟の様子を見に来たティーチャーとのやりとりや、ティーチャーにベタ惚れのPhuがKornに手助けを頼むが断られたり、といったこまかいエピソードが続いた後に、
再びMewが現れて「昔の僕たちに戻れないかな?」とKornの腕を掴みます。
「どうして?お前だよな?俺を捨てたのは。苦しかったし、惨めだったし、一人でなんとか立ち直らないといけなかったんだ。なのにお前はフッと現れて言うんだ。昔の僕たちに戻ろうって。それだけか?」
「まだキミを愛してる」
「知らないよな。その言葉をものすごく欲しかったんだ。あの時は」
今回は本当にいいシーンが多いので、いちいちざっくりセリフに起こしたくなる^^
そして、ここの(というか今回は全般的にどのシーンも)Kornさんの演技がとても良かったです。
病院からKornの部屋へ戻ってきたKnock。缶ビール片手にKornさんも戻ってきます。
ベッドに並んで座り、一本の缶ビールをちびちびと飲む2人。
「愛ってなんだろう?」
「わかんないけど。俺にとっては、隣にいてくれる誰かが欲しいってだけで。つらくなったりもするけど、でも幸せになるためなら、それにも価値がある。お前にとっては?」
「たぶん、お前のと同じかな」
まぁこの後も探り合いが続き、そしてキスをする二人。
互いの気持ちを確認し、幸せモードいっぱいの二人はまだ知りません。
Phuの自称彼女、Mikiが二人のキスを隠し撮りしていた事に。
そしてその裏にKnockの彼女Plengがいた事に。
と、ここまで。さて感想を
物語も真ん中という事もあり、今回は本当にいいシーン連発のエピソードでした。
KornとKnockが静かに互いへの気持ちを言葉にしていくシーンが多いんですが、カメラも動かず、キャストも座ったまま、セリフも少ないのに、knockとKornの気持ちの変化がちゃんと伝わってきます。
あらためてKnock役のTul、Korn役のMaxの演技力を楽しめる回でした。
いやぁ上手いね。
特にKorn役のMaxは今回、Knock、Pleng、Mewの3人と気持ちをぶつける(もしくはぶつけられる)シーンがあって、そのどれも素晴らしいシーンになってました。
二人のキスシーンもしっとりしていて、緊張感もあって、そしてキレイに撮れてました。
技術班、かなりいい仕事してます。
My teeを見た直後だからなおの事、このチームはキャストもスタッフもプロフェッショナルだなと感じます。
Korn一味(Yiwha一味か?)がリビングに全員集合して作戦会議みたいになるのも、Friendsっていうアメリカのドラマを思い出して楽しいシーンでした。
そしてやはり、というか。
これまで一人大人な態度を貫いてきたように見えたPlengさんが黒幕として、いろいろ暗躍していそうだぞってのが分かった回でもありました。
あらすじにも書いたKornとサシで話すエピの直後は、この人このままいさぎよく身を引くのかな?とチラッと思ったんですが、そんな事はなさそうですね。
どうせなら、豹変してビッチぶりを思う存分発揮して欲しいところです。
というわけで待て!次号。