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るかっち(@rukacchi1)です。
後半戦に突入してきて「この話一体どこに着地させる気なのか」少し分からなくなってきましたね〜。
自閉症の兄と一緒にバトミントンを頑張る話として始まったこのドラマ。
紆余曲折を経てもDongとGymのダブルスがトーナメントを勝ち上がっていくんだと、思っていたわけですが。
この五話では、Gymには競技とは違う道が開かれているような展開に。
自閉症患者向けの施設に入れられてしまったGym。
シングルに転向し、自分で決めた道を歩き始めたDong。
そして二人の母親TumとTaeng。
不自然なまでに「家族」という入れ物にこだわっていた彼らが、
ここにきて各々の道を歩き始める。
予告では「号泣必至?」と思った「Gym、施設に入れられる」の下りはあっさりで、
しかもGym君は持ち前の人の良さで、割とあっさり施設の中で自分の役割と居場所を見つけ出す。
どうなんでしょう。
ドラマ的には、ダブルピンキーピンキー再結成で、再びコンビを組むDongとGym。
という展開が王道だと思うのですが、
このまま「人にはそれぞれ自分に適した居場所があるよ」的な結末で締めるのも
このドラマだったらアリかなと思いますね。
Gymから開放された上に、Noiとの関係も一歩前進と、
この世の春を謳歌しているDong君は今回は出番が少なめ。
ちなみにキュンッキュンしちゃう告白シーンでかかる(お世辞にも上手いとはいえない^^;)曲は、Noi役を演じるkemiselaさんがメインボーカル、Dong役のSky君がサブを担当。なんと二人が出演するPVまで用意されています。
どん!
こちらはそのメイキング!どん!
youtu.be
タイドラマは主演の役者がドラマの曲を歌うパターンがチラホラあるのですが、
これもその流れかなと。
内気でもじもじした感のあるNoiとは違う中の人をお楽しみいただけます。
出番少なめのDongの代わりに、
この5話では過去の出来事も含め、Tum、Taengという二人のお母さんズについて焦点が当てられてました。
この二人を演じる女優さんが芝居が上手くて。
TumとTaeng、TumとTorという芝居の巧みな人たちが、
思う存分気持ちをぶつけあうシーンが続く前半は中々の緊張感がありました。
コメント欄で多くの人が言及してるラストシーン。
これまでずっと傍観者として傍らでGymを見て(そしてつい文句を言う)だけだったMummy Tumが、自らラケットを持ち、Gymの世界を知ろうとする。
彼女の気持ちの変化を行動として表現した、いいシーンでした。
なんか既にこの家族、いい流れになってきてるんで「人にはそれぞれ適した居場所があるよ」という展開で締めてもいんじゃないですかね。
プロジェクトSシリーズの制作スタッフが関わっているタイ映画「すれちがいのダイアリーズ」もあわせて、ご紹介します。
水上学校に赴任した新米教師と前任教師の日記を介したラブストーリーです。